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サンダーランド戦 マッチリポート 

アーセナル 3-2 サンダーランド

バークレーズプレミアシップ
エミレーツスタジアム
2007年10月6日(日)
キックオフ:午後0時

主審:ロブ・スタイルズ
入場者数:60098人


アーセナル   3
   ファン・ペルシ 7、81分
   センデロス 13分
サンダーランド   2
   ウォレス 25分
   ケンワイン・ジョーンズ 49分


 ARSENAL
   アルムニア
   センデロス
   クリシー
   トゥーレ
   サニャ→エブエ(69分)
   ディアビー→ウォルコット(58分)
   ファブレガス
   フラミニ
   フレブ
   ファン・ペルシ→ジウベルト(85分)
   アデバヨール
 SUBS NOT USED
   ファブヤンスキ
   ベントナー

 SUNDERLAND
   ゴードン
   ヒギンボサム
   ダニー・コリンズ
   マクシェイン
   ノズワージー
   リードビター
   ミラー
   ウォレス→エトゥフ(78分)
   チョップラ→ストークス(78分)
   ヨーク→イアン・ハート(93分)
   ケンワイン・ジョーンズ
 SUBS NOT USED
   オドノヴァン
   ウォード



まずはリポートとヴェンゲルのコメントだけ上げます。

アウェーではともかく、ホームでは大した事ないだろうと正直ナメてたんですが、意外に苦戦しましたね。長身ストライカーに当てる、サイドバックの裏のスペースを狙う、高い位置から積極的にプレッシャーをかける、対アーセナルに於いて有効と思われる戦術をしっかり実践してきたロイ・キーン、さすがです。

その点、地の利があるとはいえチャンピオンズリーグによる過密日程でコンディション的に不利だと思われるアーセナルの方も、相手が慣れる前に勝負を決めてしまおうという戦略は妥当なものだったと思います。戦略というか、もはやチームの勢いがそうなのかもしれませんが。

この試合、ディアビーの幻のゴールが2つありました。1つ目はロビンの直接FKゴールの直前で、笛が鳴っていたので無効なのはしょうがないですね。どっちにしても入ったわけだし。問題は2つ目で、あれはオフサイドではありませんでした。あそこで3点目が取れなかった事で、サンダーランドの闘志を折るに至らず、盛り返されてしまったわけですが、正直それほどスピードのあるシーンじゃなかったんですよね。あの程度で誤審されると、副審の能力を疑わざるを得ません。

それはともかく、そういう展開になってしまったのでもうしょうがないとして、じゃあ勢いを跳ね返された時にどう対処するかなんですが、かなりカウンターを仕掛けるシーンが目立ちました。しかしそこでシュートまで行けないため、ボールを取り返される。その時後ろの押し上げが遅かったり、カバーが充分でなかったりして、陣形がかなり間延びしてしまい、中盤のプレスがかからないケースが散見されました。おまけにジョーンズの高さを抑えられませんでしたね。

今回はちょっとクリシーがよくなかったです。クロスの精度がないのは相変わらずですが、そうではなくて守備の方ですね。サンダーランドは相手ゴール前でもプレッシャーをかけてきており、それを切り返しでかわして中の選手にパス、詰められたらまたパスで、何とかやり過ごしたら縦へパスという展開がありましたが、あれは恐いです。ちょっとやるぐらいならいいですが、さすがにやばいと思ったら前に大きく蹴り出した方が無難ですね。

で、クリシー個人のパフォーマンスなんですが、最近裏を取られたらカバーし切れない事が目立ってましたが、今回もやられました。結果的にアルムニアの好セーブで防ぎはしたものの、ルーズボールを拾ったウォレスにやられました。アルムニアは戻ってましたが、ちょうど戻った瞬間にシュートがクリシーの股を抜けてきたので、どうしようもなかったですね。

それに背走しながらのボールの処理を誤り、アルムニアに任せるなんてシーンもありました。アルムニアは何とか間に合いましたけど、彼の飛び出しが遅れていたら危険でしたし、ジョーンズに蹴りももらいましたからね。クリシーは任せた後、ジョーンズから離れて安全な位置でボールを受けるために外に逃げていきましたが、それよりあそこはジョーンズに着いていくべきシーンでした。

あの特徴的な髪型を変えてしまった逆サイドのサニャはクロスの精度もあって、全体的によかったんですが、特に後半は1対2にさせられるシーンが多くて、苦労してましたね。フレブはカウンターで前へ行ってしまっていたり、中へ入っていたりした上、セスクとフラミニのどちらか一方も前へ行っていなかったりしたので、カバーできるのがトゥーレしかいなかったんですが、この日のトゥーレは場所を守る事に拘りすぎていました。サニャが抜かれてしまった後でさえ、ボックス内のニアポストに留まっていて、そこにいたって何の意味もないだろうという事がよくありましたね。ボールホルダーへのチェックが甘いのは全体の課題ですが、トゥーレは特にそうでした。2失点目に犠牲になったのはフラミニでしたが。

中盤のプレスの話に戻りますが、運動量が落ちてしまうのはもう仕方ないので、こういう時はボールを大事にして、不用意に攻撃に人数をかけすぎない事が重要でしょう。アデバヨールやディアビー、フレブらは個人でキープ力を持ってますが、個人で持ってもカバーがなければ囲まれて奪われるだけなので、ある程度パスを回していかなければなりません。そういう意味で、チームのリズムを作り出すのはやはりセスクなんですよね。相馬さんも仰ってましたが、今回はセスクが前へ行きすぎた、自由すぎたかなと。そのしわ寄せで中盤の人数も足りなくなりますし、フラミニや両サイドバックに負担も強いると。1点追い付かれた時から明らかに流れは悪くなってましたから、ひたすら前へ出て行くのではなく、一度リセットして攻撃を構築し直す事が必要だったでしょうね。

結局勝ち越しゴールはウォルコットの加速力を活かした得意のプレーからファン・ペルシだったわけですが、ディアビーのゴールが取り返された後も、いくつかチャンスはありました。まずトゥーレですね。ものすごいシュートがポストを叩きましたが、あのシュートは展開とかそういうの一切関係なく、入って欲しかったです。あのシュートが入ったところを見たかった。昔ソル・キャンベルが低い弾道のロングシュートをネットに突き刺した事がありましたが、今回のトゥーレのシュートはその比じゃなかったですね。惜しかった。

ウォルコットにもチャンスはあったんですよね。特にロビンのゴールが決まるちょっと前、フレブのクロスにフリーで合わせたところは決めないと。あれはカッコ悪かった。結局ロビンのゴールをアシストしたのでミスは帳消しにしましたが、その後もシュートがポストに当たったり、なかなかリーグ初ゴールが取れません。センデロスもこの日2ゴールのチャンスがあったのに、枠の位置を勘違いしてましたし、アデバヨールも決めればアンリ!って展開がありましたが、まああれはアンリじゃないと決めれないよなと・・・。あとゴードンはやっぱりいいセーブをしていたので、それにやられた部分もありますね。

もう少し個々の評価を続けます。まずアルムニアなんですが、正直アルムニアの活躍がなければ負けていたと思います。2失点自体珍しいですが、下手すると4失点ぐらいはしていてもおかしくなかったです。アルムニアはこの日、何度か接触があって痛みましたが、まさに体を張ってゴールを守ってました。MOMにしてあげてもいいと思います。

センデロスはジョーンズに勝てなかった時点で論外。ジョーンズはそりゃ高いです、クリシーが勝てるはずもないんで、2失点目をクリシーのせいにするのは可哀想ですが、センデロスは勝たないと。

ディアビーはいい働きをしてましたが、ちょっと孤立してた感も否めませんね。場合によってはもっと中に入ってきてもよかったと思います。どうも流れが悪くなると消えてしまう傾向があるので。結局ウォルコットと交代しましたが、この時必要だったのは直線的に速いプレーではなく、ボールを落ち着かせるプレーだったので、ちょっと解せない交代でした。結果的に当たりはしましたけどね。

フレブの方はそのボールをキープするという面では貢献してました。ロビンの決勝ゴールが生まれたのは、相手がアーセナル相手にアウェーで引き分けならいいかって事で、前へ出て来なくなった事が大きいですが、そうなった時にどこかへ行ってしまっていたセスクに代わってボールを収め、うまく捌いていました。ちょっと持ちすぎなところもありましたけど、来た当初に比べると遙かに改善されてますね。

セスクはどこへ行っていたかというと、フレブのちょっと前にいる事が多かったですが、そこはアデバヨールかロビンに任せておけという事もよくありました。そもそもセスクはパスを出す側なのに、受ける側に回り、それももらいにくい位置にいてどうすると。フラミニが目立たなかったのはそのせいもあるでしょうね。それでもフラミニはセスクに代わってよくボールをはたいてましたし、上がっていくシーンもありましたけど。

アデバヨールは相変わらずテリフィック。でもゴールに結びつかない。シュートが下手なのはもちろんですが、やっぱりパスが雑なのが痛いですね。特に前半なんか、ディアビーが苦労してキープしたボールをもらい、あっさりとパスミスして失ってしまった事がありましたが、ああいうプレーの精度を上げていってもらわないと、ただのオール・オア・ナッシングな選手になってしまいますね。

基本的にアデバヨールがフリーマン的な動きをするので、ロビンの方は守勢に回ると消えてしまうのはしょうがないといったところか。ボールを持てば形を作ってましたし、フリーキックを決めた事からもわかるように、シュートのキレが戻ったので、今後活躍してくれそうです。これで4試合連続ゴール、リーグの得点ランキングも、アデバヨールとベンジャニに次ぐ3位に。

ではフォーメーション。ステアウア戦からはエブエとディアビーが入れ替わったのみ。

       アルムニア
     トゥーレ  センデロス
サニャ               クリシー
     セスク   フラミニ
フレブ              ディアビー

  ファン・ペルシ アデバヨール


後半、流れが悪いと見るや、ディアビーを下げてウォルコット投入。ウォルコットは右サイドに入り、フレブが左へ。さらにサニャを下げてエブエがイン、久々にサイドバック起用ですね。決勝ゴールが決まった後はジウベルトを入れ、ファン・ペルシを下げて4-5-1に。

       アルムニア
     トゥーレ  センデロス
エブエ               クリシー
     フラミニ  ジウベルト
         セスク
ウォルコット            フレブ

       アデバヨール


次週は代表戦のため、リーグはお休みです。今回のメンバー選考について、ヴェンゲルは疲労は承知の上で、勢いを維持する事を選んだんでしょうが、一度リセットをかけるいい機会でしょうね。クリシーは負荷が高かったですが、これでまた休めますし、代表戦のないホイト辺りを起用してもいいかも。しかしサブの選手も含め、ほとんどは代表選手なんですよね・・・。詳細は次の記事に載せます。

代表戦後の試合はホームでボルトン。苦手な相手ですがホームですし、相手は監督も替わってさらに低調なので、あまり心配いらないんじゃないかと。アネルカも代表選手なので、この試合はむしろ自分達との戦いになるんじゃないでしょうか。しかしまたホームか、代表戦後はありがたいんですが、ちょっと後が恐いですね。

ライバルの結果ですが、土曜日にユナイテッドがウィガンを4-0で粉砕しており、暫定首位に立っていました。破壊力が戻ってきた感じですが、それ以上にウィガンの守備がひどかったようにも思えます。普通のクロスを入れられて中ノーマークって・・・。チェルシーはアウェーでボルトンに競り勝ち、リヴァプールはスパーズと引き分け。シティも相手はどこだったか忘れましたが勝ってますし、なかなか脱落者が出ません。5位辺りは入れ替わりが激しいですけどね。

しかし今回は解説が相馬直樹と聞いて驚きましたよ。もう彼が解説をする歳なのかと。いや同じぐらいの歳の選手で引退しているなんて普通ですし、むしろ現役を続けている選手の方が少ないんでしょうけど。おまけに解説はだいぶ前からやってたそうですね。僕は知りませんでした。正直言って元選手の解説ってあんまりいい人がいないんですけど、相馬さんは元選手の視線を存分に活かしてますし、トークも軽快でいいですね。まあ言いたい事を言われまくってしまって困るわけですが(笑)


'We have to stay humble and hardworking' - Arsenal.com

ヴェンゲルの試合後会見。1点返されてからは鬼の形相でしたが、今回はコメントが長いの何の・・・まあチーム的に不甲斐ない部分もありましたが、そろそろ体力的に限界でしょうし、仕方ない部分はあると思います。

サンダーランドを試合に踏みとどまらせてしまった事について
「そうだね、最初の15分は簡単な試合になると思えたし、自分達自身そう思っていたのだろう。だがサンダーランドはその後我々を難しくしてくれた。精神的な集中を少し失ってしまい、3パーセントとか4パーセント負けるようになった。このレベルではそのツケは大きいよ。判断が遅くなったし、相手に好きなようにやらせるスペースも与えてしまい、そのツケを払う事になった。最終的には我々にとって、成熟するためのいい教訓になったね。2-2に追い付かれはしたが、チームが本当に強いんだという事を示す何かを再び見つけ出す事ができたのだから。」

ウォルコットの投入について
「これは相手の裏を取るスピードが必要だと思ったんだ。相手に持たせすぎていたし、相手はそれで簡単になってしまっていた。テオが今日見せてくれたものは、間違いなく思い切りのいいものだったね。」

2点リードを失った事について
「とても不満だったし、選手達にとってもそうだ。2-0になった時はとても簡単だと思ったし、フットボールの経験があれば、2-1になった時、誰にとっても最大の心理的変化が起こる事はご存知だろう。2-1になれば、負けているチームでも"チャンスがあるな"と思うようになるし、勝っているチームは"また勝点を失うのか"と考える。サンダーランドにとって最初のゴールは、大きな自信になったんだ。」

ディアビーのゴールが取り消された事について
「正直言って、あれは3点目だった。なぜ取り消されたのかわからないし、それによって完全に試合が変わってしまった。3-0なら違う試合になっていたはずだからだ。だがそういう判定になった以上は仕方ないし、最終的に3点目は取ったからね。気配は常にあったんだが、一度や二度ポストを叩いてゴールできなければ、全くわからなくなる。そして同時に、彼らは常にいい攻め上がりを見せていたと思うよ。」

タイトル争いについて
「まだ話をするには早すぎるが、2-0から2-2に追い付かれた後、結局勝利をモノにできた事はいいサインだね。素晴らしい強さと反骨心がチームにあり、パニックにならないという事だから。まだシーズンの本当に序盤だ、その質問は1月にして欲しい。とてもいい位置につけるポテンシャルはあるが、プレミアリーグのレベルでの競争、今日もそうだったが、リーグ下位にいるサンダーランド相手に問題を抱えたわけで、謙虚さとお互いに対するハード枠を保っていかなければならないね。」

マクシェインのレッドカードについて
「マクシェインは今日何度か蹴りを入れていた、だが彼はとてもアグレッシブな選手だからね。私にはあれはレッドカードに見えたよ。」

ジウベルトのベンチスタートについて
「私とジウベルトの絆は固いよ。彼とはその事については話したし、彼には大きな敬意を持っている。今は彼にとって厳しい時だ、それも今日は誕生日だったしね。彼はグループの中で重要な選手であり、チームの中で重要な選手だ。前にも言ったように今は選手選考に問題があるのだが、彼はチームに戻ってくるし、心配はしていないよ。」
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コメント

こんばんわ!

最近はなにかと忙しくほとんど試合を見れていないので陸さんからの情報が頼りな毎日です(笑)

それにしても公式戦10連勝ですか?記録だけだと素晴らしいスタートを切ったと今なら言えそうですが陸さんの仰るように序盤にホームがかさんでいるのはなんだか後が怖いですね・・・。

一応ダイジェストではゴールシーンだけ見さしてもらったのですがロビンはあのフリーキックといい、ウォルコットからのトラップ&シュートといい、復調してきたと思っていいんですかね?2つともホンと良いゴールと感じました。

コロのロングはホンと入って欲しかったですね~・・・。

来週は比較的暇なのですが・・・そうですか、試合ないんですね・・・残念。



どうもです、更新の間隔が空いてしまいすみません。他の情報もアップしておきました。今回はコメント類が中心で、特にニュースらしいニュースはないですけどね。

エヴラが指摘しているように、ここまで連勝が続いていると1つ負けた時は恐いなというのはありますね。リーグはユナイテッドとシティがなかなかこけないので、CLで、アウェーのスラヴィア戦辺りで負けておくといいかもしれません。ホームでは負けるわけにはいきませんからね。

ロビンはシュート自体キレが戻ってますし、シュートを撃つまでの一連の動作もよくなってます。ただ中盤の流れが悪く、前線にうまくボールが入らなかったりもした事もあって、流れの中ではイマイチ絡みきれてないですね。まあそこはアデバヨールの仕事、ロビンはゴールを決めてくれればそれでいいかなという気もします。

トゥーレはいつもうまく当たらなかったり、あさっての方向に飛んでいってしまったりして、なかなかあのパワーが活きなかったんですが、今回はビッグチャンスでしたね。フリーキックも一向に決まらないですし・・・。前に代表で決めてたようですが、是非アーセナルでも決めてもらいたいものです。

代表戦、鬱陶しいですね。ほとんどの選手が招集されてますし。全員がレギュラーというわけではないですが、やはり移動だけでもかなり疲労は溜まりますし、その後の試合は大変です。ギャラスにとってはいい慣らしになるんでしょうけどね。でもあの占い師はいきなりフル出場とかさせるんだろうなぁ・・・。

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