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レディング戦 マッチリポート2 

アーセナル 2-1 レディング

バークレーズプレミアシップ
エミレーツスタジアム
2007年3月3日(土)
キックオフ:午後3時

主審:クリス・フォイ
入場者数:60132人


アーセナル   2
   ジウベルト 51分(PK)
   バティスタ 62分
レディング   1
   ファブレガス 87分(OG)


 ARSENAL
   レーマン
   クリシー
   ジュルー
   ギャラス
   デニウソン
   ファブレガス
   ジウベルト
   リュングベリ→ディアビー(70分)
   フレブ→センデロス(86分)
   ウォルコット→アリアディエール(71分)
   バティスタ
 SUBS NOT USED
   アルムニア
   トラオレ

 READING
   ハーネマン
   ショリー
   インギマルション
   ビケイ
   スティーヴン・ハント→オスター(65分)
   ハーパー→グンナルション(71分)
   マーティー
   リトル→ドイル(80分)
   シドウェル
   リタ
   キトソン
 SUBS NOT USED
   フェデリシ
   デュベリー



勝ちはしましたが、開始直後からの試合展開を見ていて、最終的にここまでハラハラさせられる事になるとは・・・。レディングは縦へ送るボールの精度を欠いており、2トップがいい形でボールを持てなかったという事もあって、相手に助けられた形もありましたが、内容はよかったんですよね。

もちろん中盤の守備がよかったというのもあります。チャンピオンズリーグ前の試合となると、疲労や怪我を恐れて、消極的なプレーになりがちだったりするんですが、今回は球際を恐れず、空中戦でも勝ってやろうという気概が出ていて、それがいい流れを作り出していたと思います。パスもよく回っていましたし、ユナイテッドやチェルシーを相手に毎回善戦しているレディングが相手という事を考えると、ここまで圧倒的に攻められたのは特筆すべき事ですね。

何がいけないって、とにかく決定力がなさすぎる。これに尽きますね。ハーネマンに防がれたのも多かったですが、ファインセーブと言えたのはセスクのミドルを弾いたやつぐらいじゃないでしょうか。つまりほとんどのシュートがキーパー正面に飛んじゃってるって事ですね。そもそもバティスタなんかはとにかくもたついて満足に撃てなかったり、セスクはまた無人のゴールに流し込めなかったり、ファーストタッチが大きくなったりして、絶好機を何度も逸していました。

セスクはそれでも中盤を支配する仕事をしているので、勝点3を取れた事を考えれば、プラスマイナスゼロじゃないかと思うんですが、問題はバティスタですね。1点は決めましたし、明らかなPKっていうのもありました。でも後者は三浦氏も仰っていましたが、キーパーに引っかけられる前にそのまま決めてほしかったシーンでしたし、それ以外にもチャンスを何度捨てた事か。

もちろんいい面も随所に出てはいましたけどね。得点した場面では持ち味のパワーが活きてましたし、キーパーと1対1になった局面で、横にいたセスクに流したのは、いいプレーだったと思います。あれが決まらなかったのは完全にセスクのミスです。また低い位置に降りてきて楔になったり、ワンツーをしたりというのは、あまり他にやってくれる選手がいないため、精度が上がってくれば大きな存在になりそうです。

惜しむらくは、そういった動きができる時とできない時がある事。いつもはここにいるのにこの時に何でいないんだとか、そこはファーじゃなくてニアだろうとか、楔に入ったパスをワンタッチで戻したら何の意味もないだろうとか、ちょwww邪魔wwwww とか(ツインシュートかよ・・・)。それでもせめて冷静なフィニッシュだけでもできれば、ここまで使えない感も漂わないだろうと思うんですが・・・現状ではいくら随所に持ち味が出ていても、使えるレベルにないです。

そういえばバティスタに限らず、フレディが周りと合わない事が何度かありましたが、ほとんどの場合でフレディが正しかったと思います。フレディが入ると中盤が躍動するのは、彼が足元でボールを受けず、常にスペースを狙ってるからでしょうね。逆にフレブは足元で受けてそれから仕事をするので、両サイドに違うタイプの選手がいる事で、攻撃の幅が広がってますね。今のところロシツキーはその中間といったところでしょうか。この3人で多彩な攻撃パターンが生み出せるので、後は周りがどれだけそれについていけるか、そしてチャンスで決められるか。これに尽きますね。

2トップの一角であるウォルコットですが、彼はあれでよかったと思いますね。思いっきりアンリの影響が出てきてますが、才能の片鱗を見せていたとはいえ、シュートはうまく巻けないし、ドリブルもあっさり止められる事も多い。要するに成熟度が足りないんですが、これはこれでいいです。まだ17歳ですし、これでアンリと遜色ないプレーができてたら、末恐ろしいとかいうレベルじゃないです。彼としては結果は出ませんでしたが、これでいいんだという感触を掴んでもらえれば、この試合で得たものは大きかったんじゃないでしょうか。というか、来シーズン辺りにはもうある程度できるようになってる気もします。

とはいえこれだけ決定力不足だと、次が心配ですね。PSV相手に、ここまで一方的にはやれないでしょう。今回は中盤にセスクとデニウソンが並んだ事により、ボールの出所が増えましたし、どうもフレブの調子が良くないですが、それを補って余りあるぐらいボールは回せました。次はトゥーレが使えますので、恐らくデニウソンはベンチでしょう。これで果たしてどこまでボールが回せるか、決定機を作れるか。そしてもちろん決められるのか。アデバヨールが戻ってもそれほど変わる気はしませんし・・・この試合は勝って安堵した一方、不安も大きくなりました。

それからギャラスやフレブを怒鳴り散らしていたレーマンですが、三浦氏はそこまで声を荒げる事もない、雰囲気が悪くなると話していました。それは確かにその通りなのですが、「試合展開から考えて、そんなに言う場面でもない」というのは誤りです。個人的にレーマンは、その豊富な経験から、失点の危険を一番感じ取っていたんじゃないかと思うんですね。

やたらマークがズレるセットプレー、フレブやジュルーの集中力を欠いたパスミス。フットボールではいくら圧倒的に攻め込んでいても、ちょっとしたプレーで流れが変わってしまうのは珍しい事じゃないですし、そもそもそういう一瞬の気の緩みを突かれて失点というのは、これまで何度もあったケースなわけで。怒られた側は怒鳴り返すのではなく、もう一度気を引き締めてほしかったですね。

セスクのオウンゴールはアンラッキーではありましたが、やはり1点返された事で、流れが完全に向こうに行ってしまいました。その後レーマンが一切何も言わなくなったのが不思議ですが、もう俺が何とかするしかないとでも思ったんでしょうかね。またセンデロスがやっちゃいましたし、ヴェンゲルの交代が失敗だったという結果になってしまいました。しかし今回はセンデロスのミスというより、もうずっと前から言ってる事ですが、セットプレーをゾーンで守るのはやめろ。

ただし繰り返しになりますが、中盤の守備はよかったです。レーマンはおろか、ジウベルトとギャラスすらそれほど仕事がなかったわけですから、いかに中盤が充実しているかを物語ってますね。八塚氏は頻繁にリタの名前を出してましたが、彼は見ていて、幾つか素晴らしいゴールを決める一方、結構簡単なチャンスを外す事も多いので、あまり心配はしていませんでした。やはりレディングは決定力のあるチームではないです。しかし本来格上であるはずの相手に対してさえ、結構な数のチャンスを作るので、それで結果が出てるんですね。なぜドイルを残り10分という遅い時間に入れてきたのか不思議ですが、恐らくコンディションが悪かったんでしょう。

そして今更ですが、クリス・フォイはどうしようもない審判ですね。もう主審やめちまえよ。明らかに危険なファールは取らないわ、カードの基準は曖昧だわで、見ていられたもんじゃない。特にどちらに有利という判定もなかった気がしますし、審判のレベルが低いと誰も得をしないっていうのがよく表れてた気がしますね。

フォーメーション。ヴェンゲルはミスの続いたセンデロスをベンチに置き、ジウベルトをセンターバックに起用しました。ジュルーはライトバックでしたが、ミスが多かったな。中盤は真ん中にセスクとデニウソンの19コンビ、両サイドはローヴァーズ戦から変わらず。まあ本職はこの2人しかいないし。トップにはアリアディエールではなく、ウォルコットを起用してきました。

        レーマン
    ジウベルト  ギャラス
ジュルー               クリシー
      セスク  デニウソン
フレブ               リュングベリ
           バティスタ
      ウォルコット

ヴェンゲルが最初に替えたのはフレディで、入ったのはディアビー。すぐにウォルコットとアリアディエールを入れ替え、最後にパスミスからピンチを招いた直後のフレブを下げ、センデロスを入れました。ミスをした直後というのもあって、2つの意味で失敗に終わった交代でしたが。しかし守備側のセットプレーで交代ってのは珍しいですね。昨シーズンだったか、相手スローインの時に第4審判が交代を提示してしまって、ベルカンプが渋々入ったなんてのがありましたが。あ、センデロスは右のMFでプレーしてます。懐かしいな、こういうの(笑)よくキーオンとかシガンをこれで出してましたね。

        レーマン
    ジウベルト  ギャラス
ジュルー               クリシー
      セスク  デニウソン
センデロス              ディアビー
           バティスタ
     アリアディエール


PSV戦は水曜日です。上でも書きましたが、サスペンションの選手が使えるので、トゥーレ、アデバヨール、エブエが戻りますが、エブエは現在ケガをしているため、出場は微妙。他に戻って来られる選手はいるでしょうか。PSVはリーグ戦で勝ちましたが、下位のRKC相手にあまりいい内容ではなかったようで、好調とは言えないようです。いつもの事ですが、いかにカウンターとセットプレーからの失点を防ぎ、決定機をモノにできるかどうかで、明暗分かれるでしょう。

他会場の結果ですが、「イングランドダービー」とでも言うべきリヴァプール対ユナイテッドは、ユナイテッドが勝利。チェルシーも勝ってます。これでリヴァプールとはこちらが2試合多く残して勝点1のビハインド、余裕で射程圏内ではあるんですが、上2つとの差が一向に縮まりません。一方でボルトンが負け、今回レディングに勝ったので、下位との差は開きつつあり、CL圏内はほぼ確実になってきました。現実的な目標は3位ですね。


Wenger - It was important to get three points - Arsenal.com

ポストマッチカンファレンス。長いな・・・。

チャンスを外した事について
「後半は作ったチャンスをモノにできなかった。2-0になった時点で、3点、4点のリードを奪えたはずだが、逆に捕まり、2-1とされて、2-2にすらされかけた。試合の流れというのは、4点5点取れるはずのところでも、突然2-1になり、その2-1というのはどうなるかわからないスコアなんだ。レディングは全てを出し切り、我々はカウンターの最後のところで、毎回何かが欠けていた。全体的には、この一週間の後で、今日勝点3を取れたのはとても大きかった。いいパフォーマンスでそれができたと思うし、唯一残念だったのは、試合を決めてしまう事ができなかった事だね。」

レディングのパフォーマンスについて
「私にとって、彼らはエミレーツに来て、積極的にプレーしようとする数少ないチームだね。彼らはボールを持った時は常に仕掛けてきた。今シーズンはあまりそういう事がなかったから、彼らがそうしてくれて嬉しいね。彼らのパスはいいし、セットプレーでは危険な存在で、カウンターはとても優れており、フィジカル面では、リーグの中で1、2を争う存在なのは間違いないね。」

テオ・ウォルコットのパフォーマンスについて
「彼は試合に必要なものを発揮してくれたと思う。常に裏を狙い、一番後ろの相手と戦っていた。彼のスピードが相手を消耗させ、スペースを生み出してくれたんだ。彼の走りはいいが、まだコントロールの部分では少し若さも残っているね。興味深いものはたくさんあるが、少し成熟が足りないね。それは普通の事だよ。彼はまだ17歳なんだからね。」

試合の中で浮き彫りになった、潜在的な危険とは
「2-1になった時、水曜日に来るPSVアイントホーフェンの事を考えた。2-1ではチャンピオンズリーグ敗退だ、だからチャンスを決めるのはとても重要な事だ。こういう試合では少し砥くべるな集中が必要だし、それによって相手ゴール前でより効果的な動きができるんだ。我々にはそれがあると思っている。できるだけ自然体で臨み、自分達のしている事を信じ、自分達にできるプレーをしていく必要があると思う。そしてそれで充分だろう。」

PSV戦でどの選手が復帰できそうか
「サスペンションの選手が使えるね。つまりエマニュエル・アデバヨールと、コロ・トゥーレだ。エマニュエル・エブエについては、大きな、大きなクエスチョンマークが付く。足首に問題を抱えているからね。ティエリ・アンリもそうだ。それ以外に戻れそうな選手はいない。」

この勝利がどれだけ自信につながるか
「PSVは慎重に、自陣で我々を待ち構え、我々をイライラさせようとしてくるだろう。我々はダイナミック且つ我慢強くなる必要があるし、それは簡単な事ではないはずだ。だが我々にはできると信じている。一番重要なのは、今日の結果が悪ければ、自信という面で少し危機的なものになっていただろうという事だが、この3ポイントでチャンピオンズリーグ圏内も安泰になってきて、水曜日に向けて少しプレッシャーが緩和されたと思うね。」

マンチェスター・ユナイテッドの優勝への野望について
「全くわからないね。だがこの2試合で、彼らが勝点6を取った事は間違いない。残り10分で勝点6が取れるとは思ってなかっただろうと思うがね。だがそれがフットボールだ。彼らの年というように見えるし、彼らにとってとてもいい事は、この2試合の結果は自信を深めるだろうという事だね。」

ウォルコットについて僕とモロ被りですが、パクったわけではありません(笑)そしてまだホイトはダメなのか・・・。エブエかホイト、もしくはフラミニ、このどれかがいないと右サイドがしんどいですね。あとユナイテッドについては、どこか他のところで、彼らは判定に恵まれてるとかいう話を聞きましたが・・・それを言ってたのはモウリーニョだったかな。


Henry likely to be named in squad for PSV - Arsenal.com

PSV戦でのアンリの出場なんですが、ヴェンゲル曰く五分五分。しかし現在はトップが余りにも貧弱なので、アンリに無理をさせるかもしれないとの事。でも100パーセントどころか、70パーセントも発揮できないアンリをプレーさせたところで、大して意味はないと思うんですよね。むしろ密着マークを受けて、取り返しのつかない事になりそうです。

「彼のチャンスは五分五分だよ。それ以上ではない。問題があるのは足だが、ハムストリングも少しこわばっている。練習はさせないが、18人の中に入れるというリスクは取るつもりだ。先発するかどうかはわからない、火曜日にテストを行うよ。もう一度注射をするとは思わない、前回は意味がなかったからね。」

実はPSV戦の1stレグで、アンリは注射を打ってプレーしていたそうです。あと年末年始に坐骨神経痛で離脱していましたが、これもまだ完治していないようで、腰が少し悪いようです。周りがもっと頼りになればねぇ・・・。今更ですが、アデバヨールってもっと早く獲れなかったんでしょうかね。ファン・ペルシ以外は在籍期間が短すぎて、なかなかフィットできずにいますし。アデバヨールはそろそろブレイクしてもいい頃のような気もしますけどね・・・。


Hughes: Wenger in the wrong - Sky Sports

カーリングカップ決勝でのアデバヨール退場について、ヴェンゲルの「嘘つき」発言が物議を醸していますが、コールマンはヴェンゲル側につきましたが、ヒューズは審判側につきました。しかしその言い訳がなぁ・・・。

「彼は優先順位の一つだったカップ戦から敗退したところで、感情的になっているんだろうが、一度でも審判を批判したり、彼らの率直さに疑問を投げかけ始めてしまったら、それは大きな問題だ。なぜならこれは、できないんだという暗黙の了解になっているものだから。」

「個人的に思うところはあるだろうが、それを口外し、公にする事はできないんだ。まあ彼が敗れたという事実から、注意を逸らすための戦略かもしれないがね。」

「我々は皆(審判批判の)誘惑にかられた事はあるが、時期と言葉を適切に選ぶ必要があり、あまり強く出過ぎれば、結果はわかるだろう。」

このチキン野郎が。そうやって何も言わないで大人しくしてるやつがいるから、いつまで経っても何も変わらないんですよ。まあそれでいいというのなら周りにはこれ以上何もできませんが、それなら今後いくら自分達に不利な判定が出ても、何も言わずに大人しくしてろよ。


The Highbury Clock - A history in pictures - Arsenal.com

先日エミレーツスタジアムへ移されたクロックエンドクロックの歴史が、写真と共に綴られています。手書きの時計が面白い(笑)


まだまだ色んな記事が残ってますが、ちょっと紹介できそうにないです。明日以降、できたらという事で。
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