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ニューカッスル戦 マッチリポート2 

ニューカッスル 1-0 アーセナル

バークレーズプレミアシップ
セントジェームズパーク
2005年12月10日(土)
キックオフ:午後5時15分

主審:ダーモット・ガラハー
入場者数:52297人


ニューカッスル・ユナイテッド   1
   ソラーノ 82分
アーセナル   0


 ARSENAL
   レーマン
   トゥーレ
   センデロス
   キャンベル
   ラウレン
   リュングベリ
   ファブレガス→オヴス?アベイエ(85分)
   ジウベルト
   フレブ→フラミニ(63分)
   ファン・ペルシ→ピレス(85分)
   アンリ
 SUBS NOT USED
   アルムニア
   エブエ

 NEWCASTLE UNITED
   ギヴン
   ブームソン
   ラメイジ
   ブランブル
   エリオット
   ソラーノ
   アムディ・ファイェ
   パーカー→ボウヤー(74分)
   アメオビ
   オーウェン→チョップラ(90分)
   シアラー
 SUBS NOT USED
   ハーパー
   ブリテイン
   ルケ


前節のボルトン戦で早くも4敗目を喫したアーセナル、もうこれ以上は負けどころか引き分けすら容易に許されない状況ですが、またも敗戦を喫し、これでアウェー5敗目。イタリアと共にすでにチャンピオンシップは決してしまった感すらあり、またこれで6位にまで後退してしまいました。しかし今回はアウェー戦のプアなパフォーマンスではなく、特に前半に関しては全盛期のパスサッカーを思い起こさせる素晴らしい内容だったにも関わらず、主審の不手際で全てが台無しにされてしまいました。

今回の敗戦の全てはジウベルトの退場に集約されている、と言っても過言ではありません。確かに脚はかかっていましたがボールに行く意思は見せており、通常あれで二枚目のイエローは出ないはずです。あれで退場ならシアラーもとっくに退場です。確かにシアラーの場合これまでの紳士的な功績が認められているという部分も少なからずあるでしょうが、本来そういった贔屓はすべきでなく、目の前の現実が全てのはずですが・・・。シアラーについては後述します。ちょっと言いたい事があるので。

問題なのはジウベルトの退場に限らず、審判が全くゲームをコントロールできていなかったという事にあります。ヴェンゲルも同じ事を言っていましたが、アーセナルのようなパスサッカーを目指すチームは、相手がフィジカルに挑んできた場合、レフェリーがしっかりと試合をコントロールしてくれないと正直どうしようもないんですよね。パスをつなぐ前、もしくは出した後に足ごとかっさらうようなタックルが飛んでくるわけですし、空中戦では体ごと預けられてこぼれたボールを拾われると。こんな状況じゃまともにゲームなんか作れるわけがありません。フィジカルに訴えるのはそれはそれで一つの戦い方ですし、全く悪い事とは思いませんが、ファールはファール、しっかり線引きをすべきです。そうでなければこの先フットボールなんて成り立ちませんし、行く末は足を使ったラグビー、という事になるでしょうね。

今回の敗戦は前節のボルトン戦での敗戦とは全く異なったものでした。どちらもフィジカルサッカーに屈した形ですが、まるで戦う姿勢が見られなかった前回とは違い、今回は自分達のサッカーを貫き通し、しっかりと形作っていたわけです。残念ながらそれが結果には結びつきませんでしたが・・・。記録の上では絶望的な敗戦ですが、これからまだ半分以上残っているシーズンを戦っていく上で、収穫も多かった試合だと思います。

ただし問題がなかったわけではありません。特に目立ったのがディフェンスライン。とりわけセンデロスとラウレンですね。安易に長いボールを蹴り込み過ぎです。アーセナルは前線にターゲットマンがいませんし、特に後半押し込まれる時間が増えたので、なるべく丁寧につないでボールを前戦に運びたいところだったのですが、そこでロングボールを蹴っても競り負けて取られるだけです。大体ジウベルトが退場してからというもの、中盤は三人で数的にも不利な状況、そうそうこぼれ球は拾えません。その点いい攻め方をしていたのは右に入ったトゥーレで、長いボールはほとんど使わず、預けるかドリブル突破で切り抜けていました。チャンスも作りましたしね。それからボルトンの時もそうでしたが、2トップの二人は守備の際どちらかが下がるべきです。前半はアンリが結構降りてきてましたが、疲れがあるのか、後半は足を止めている事が多かったです。それならばファン・ペルシが下がるべきですが、できていませんでした。あれではただでさえ一人少ない中盤は機能してくれません。

フォーメーションとレーティングの前に、ニューカッスルの選手について少し触れておきましょう。まずはギヴン。今回はあまり彼を脅かす事ができませんでしたが、その中でもやはりギヴンは素晴らしい能力を持ったキーパーだという事を証明していました。まあキックは相変わらずなところがありますが、アンリのボレーをセーブしたのはさすがです。あれが決まっていれば試合はまた別の結末を迎えていたでしょう。

それから残念ながら負傷交替したパーカー。彼のファイティングスピリットには本当に頭が下がります。レーマンとの接触の件は、まあレーマンなだけに故意ではないと言い切れないのが残念なところですが、悪意があったわけではないでしょう。レーマンはそういう事はしない人です。ただキーパーのクセにフィジカルコンタクトを嫌うので、とっさに肘を出したんでしょうが・・・。あれを見た時はもう絶対にダメだろうと思ったんですが、あの後何事もなかったかのようにプレーを続け、あまつさえトゥーレと激しくやり合ったのには驚きました。残念ながらその時の接触が原因で限界を超えてしまったわけですが・・・。あのシーンはサッカーではなく、格闘技を見ているようでしたね。以前戦った時もやはり非常に厄介な相手でしたし、ニューカッスルはいい選手を獲ったなと思います。

そしてシアラー。別に彼のプレースタイルについてどうこう言うつもりはありません。ただ最近気になるのが、随分荒っぽくなった事。シアラーをこんなに鬱陶しく感じたのは初めてです。もうトゥーンにも結構長い事いますし、スーネスが来てから時間も経ちますが、最近になって今更あの荒くれ者の空気に染まり出したんですよね(代表引退後のスコールズもそんな感じ)。特に今シーズンに入ってからえげつないタックルもしばしば見られますし、ピッチでもしょっちゅう熱くなってる気がします。あの見た目やプレースタイルとは対照的に、紳士的で静かな闘志をたたえたシアラー大先生はどこに行っちゃったんでしょうか。まさか、「腐ったミカン」ことクライファートの毒が今頃効いてきたのか・・・?

そうそう、全然関係ないですが、荒くなったといえばチェルシーのエシアン。元々スマートでクレバーなプレーヤーだと思ってたんですが、チェルシーに来て随分荒くなったなと思ってたんですよね。それがこの前のレッズ戦、ハマンにえげつないタックルかました上謝りもしなかったと問題になってます。プレミアに馴染むのは悪い事じゃないんですけど、ダーティにはなってほしくないですね。そういえば最近ブラックバーンは大人しいな・・・。

フォーメーション。エブエのスタメンが確定的と思われたライトバックですが、何とトゥーレを起用。センターにはセンデロスが入りました。またアヤックス戦はお休みだったピレスをベンチに置き、引き続きフレブをスタメン起用。久々のプレミアシップです。

        レーマン
    センデロス  キャンベル
トゥーレ            ラウレン
      セスク  ジウベルト
リュングベリ          フレブ
      
   ファン・ペルシ  アンリ

57分にジウベルトが退場、フレブに替わってフラミニが入ります。中盤を3枚にし2トップをそのまま残した格好ですが、元々フレブは60分起用の予定だったのかも。さらに終了間際にはセスクとファン・ペルシを下げピレスとクインシーを入れましたが、これは遅すぎです。

        レーマン
    センデロス  キャンベル
トゥーレ            ラウレン
        フラミニ
  リュングベリ     セスク
      
    クインシー  アンリ

レーティングですが、今回は結構良し悪しありましたねぇ。


レーマン 5.5
無難な出来です。ソラーノのシュートは届かなかったかなとも思うんですが、まあしょうがないですね。

トゥーレ 6.5
いい出来でしたね。やはり彼の持ち味はサイドの方が活きます。まあまだドリブルに拙さは残りますが、センデロスが中央で問題なくやれれば、しばらくはこの布陣にするのがベストかもしれません。サイドは逆ですがコールの穴埋めになりますからね。

センデロス 6.0
守備は素晴らしかったです。まあオーウェンのある程度やられてしまうのはしょうがない部分もありますが、それにしても対人プレーの強さは目立ちますし、カバーリングもなかなかでした。ただ上にも書いた通り、展開力の面でまだかなりの問題があります。最低限キャンベルぐらいにはこなせるようになってもらわないと、この先しんどいですね。

キャンベル 6.0
シアラーとはやり合ってましたねぇ。以前は代表でのチームメイトでもあった二人の大型選手の対決は見物でした。ただキャンベルはシアラーの対応のみに追われる事なく、ディフェンスラインのバランスもよく取っていた感じです。コンディション上向いてきたかな。

ラウレン 5.5
今回はまあシガンよりゃマシって程度に終わっちゃいました。最近全体的に出来がイマイチなので、もうちょっとがんばってもらいたいですね。

リュングベリ 5.5
前半こそよく目立ってましたが、全体的に出来はそれなり。特に何が悪いというのではなく、色々物足りない感じです。まあコンディションが・・・ってとこですね。それでも上向いてきてると思いますが。

ファブレガス 5.5
あんまり目立ちませんでしたね。ジウベルトが退場してからはしょうがないんですが。逆にそういう場面で活躍できると本物だ!って事になるんですけど。そろそろお休みさせてあげた方が・・・。

ジウベルト 5.5
あれは退場じゃありません。ただフィジカル勝負のニューカッスルの戦い方に手を焼いていたのも事実ですね。そういう場合一番負担が大きくなるのがセンターバックの二人と守備的ミッドフィールダーですから。レッドカード取り消されないかなぁ、開幕戦で当たった時ダイアーだっけ?のレッドは取り消されたのに、これが取り消されないなんて納得いきません。とりあえずガラハーはブラックリスト行きですね。

フレブ 6.0
今回一番評価が難しい選手です。前半は非常にいいアクセントになっており、早くも何かやってくれそうな兆しを見せていましたが、やはりカウンター向きの選手ではないため、押し込まれる時間が増えた後半では逆にアキレス腱にもなっていたり・・・。もうしばらく様子見ですね。

ファン・ペルシ 5.5
あまり見せ場を作れませんでした。もしかしたらセスクかもしれませんが、フレディにいいスルーパスを通したシーンがありました。アンリが外しましたが。ファン・ペルシも一つ決定的な場面で軸足に当ててしまい、シュートを撃てなかったというのがありましたね。最近やたらと前戦に張ってますが、もう少し下がった位置でプレーしてもいいと思います。

アンリ 5.5
決定的なシーンを二つ外してしまいました。一つはギヴンのグッドセーブに阻まれた格好ですが、もう一つは決めなければ・・・。この前のアヤックス戦で、若手選手達にいいところを見せようとするのでなくチームのために戦えなんて言ってたのを見て、そりゃお前だと思ったもんですが、今回は結構全体を考えた動き方をしていた感じです。でもやっぱり疲れてるのかもしれませんね。

フラミニ 5.5
ジウベルトの穴埋めはよくやっていましたが、いかんせん一枚足りなくなった中盤は後手後手に回る事が多く・・・。まあある意味では悪い使われ方をされてしまったのかもしれません。印象は悪くなかったです。

ピレス 5.0
何もできませんでしたねぇ・・・。まあ時間がほとんどなかったのでしょうがないです。

クインシー -
評価不可。全然プレーに絡んでないんだもん。


次はホームでチェルシーを迎えます。レジェスは戻って来られるはずですが、ベルカンプはどうなんでしょう。しかしあまりに差が開きすぎているせいか、何だか大一番て感じがしません。相手がマンUなら順位に関係なく燃えるんですが、何でしょうねこの妙な感覚は・・・。一応ロンドンダービーなんだけど。あれですか、チェルシーはフラムとでも乳繰りあってろって事ですかね。

さてさて、ワールドカップですが、日本はジーコの母国ブラジル、オーストラリア、クロアチアと同組になりました。ブラジルにとっては比較的楽な組み合わせ、日本には結構しんどい組み合わせです。まあブラジルにはあっさりやられるでしょうし、オーストラリアもクロアチアも高くて強いからなぁ。ヴィドゥカ、プルショ、クラスニッチにバンバン競り負けるんだろうなぁ。クロアチアは98年のフランス大会でも同じ組なんでちょっと新鮮さがなくて残念。元々好きだったんですが、コヴァッチ兄姉が消え出してプルショが台頭してきてから結構どうでもよくなったかな。まあコヴァッチ兄姉は最近復活しつつありますけどね。てわけで守備は堅いでしょう。大型2トップは驚異だし、クラニツァールもいい選手ですよね。

他のグループを見ると、ドイツ楽過ぎ。あんまり楽過ぎて不正があるんじゃないかって話も出てます。ホスト国は恵まれるもんですが、ちょっとやりすぎじゃないのかという事らしいです。グループBはイングランドとスウェーデンがまたも同じ組。スウェーデンは前回大会でこのイングランドの他アルゼンチン、ナイジェリアと強豪ひしめく死のグループを一位通過した事もあり、何かやってくれるんじゃないかと期待してます。一方イングランドはヴェンゲルに言わせれば、今取れなければもうないってぐらい充実してますね。まあ本番では何があるかわかりませんが、戦力値では断然優勝候補と言えるでしょう。トリニダード・トバゴも気になるなぁ。

キツイのはCとEですね。イタリアのアベーテ副会長はうちよりアルゼンチンのがしんどいって言ってるみたいですが、正直どっちもどっちだと思います。ガーナに限らずアフリカ勢は侮れませんし、アメリカとチェコは共に強豪ですからね。やっぱり期待はエシアンでしょうか。アルゼンチンはコートジボワール、セルビア・モンテネグロ、オランダと同じ組。どっちもどっちだと言いましたが、個人的にはこの組み合わせの方が痛いです。勝手な事を言えばこの中で一番切ってもいいのはセルビア・モンテネグロですが、他の3つにはどこも消えて欲しくないんですよね。うわ?これは悩む。

反対に一番どうでもいいのはグループD。無難にポルトガルとメキシコに出てきてもらえればそれでいいです。残るGとHは、イマイチ話題性こそない無難な組み分けですが、何気にクセモノが揃ってもいますね。ってかフランスとスイス、予選に続いて同組かい・・・。トーゴは侮れない感じですが、まあここは普通に消えて頂いて、韓国なんてイラネなので普通にフランスとスイス。Hは順当に行けばスペインとウクライナですが、チュニジアも侮れません。何かやってくれる事を期待します。サウジは前回の二の舞にならなければいいネってとこで今回は終了。
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コメント

TB返しありがとうございました。
不可解なレフェリングにやられた一戦でしたね。チェルシー戦、なんとか意地を見せてほしいものです。

こちらこそありがとうございます。よろしければリンクさせて頂きたいと思っているのですが、いかがでしょうか?

プレミアの審判は全体的にレベルが低い(信頼できる人がいない)のが残念なところですが、まあしょうがないのかなとも思ってます。あくまで副業ですからね。

チェルシー戦はどういうわけかレベルが低くなるマンU戦と違い、非常にレベルの高い楽しいゲームを期待してます。同時に勝ってモウリーニョの鼻をあかしてやりたいですね。

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