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ブラックバーン戦 マッチリポート2 

ブラックバーン 1-0 アーセナル

バークレーズプレミアシップ
イーウッド・パーク
2006年2月25日(土)
キックオフ:午後3時

主審:ユーライア・レニー
入場者数:22504人


ブラックバーン・ローヴァーズ   1
   ペデルセン 18分
アーセナル   0


 ARSENAL
   レーマン
   フラミニ
   トゥーレ
   センデロス
   エブエ
   ファブレガス
   ジウベルト→ルポリ(82分)
   ディアビー→フレブ(65分)
   レジェス→ピレス(45分)
   アデバヨール
   アンリ
 SUBS NOT USED
   アルムニア
   ジュルー

 BLACKBURN
   フリーデル
   ニール
   ネルセン
   トッド
   マイケル・グレイ
   リード
   サヴェイジ
   トゥガイ→ベントリー(68分)
   ペデルセン→ペター(20分)
   ベラミー
   シナマ?ポンゴーユ→モコエナ(74分)
 SUBS NOT USED
   エンケルマン
   クキ



俺とした事が、今度は途中出場の選手のレーティングを忘れてた・・・orz もうだめぽ・・・OTLOTLOTL

まあ妥当な結果ですね。ブラックバーンは良かったです。賞賛に値するプレーをしました。ただ妥当というのはそういう意味でなく、あのレアル戦の後がこういう結果になったという事がです。信じたくなかったですけどね、でも今シーズンずっとそうでしたし、ここで10敗目を喫した事自体は何の不思議でもないというか。じゃあいつ立ち直るんでしょうね。どうすれば立ち直るんでしょうね。そして今回のチャンピオンズリーグを獲れなかったとしたら、来シーズンのチャンピオンズリーグには出られるんですかね。監督を替えても、エースを替えても事態は好転しそうにないです。相当、根は深いようです。

結果はともかく、内容がここまで悪かったのはリュングベリの不在、レジェスの元気の無さというのがあると思います。運動量は本当少なかったですからね。で何でレアル戦の勝利の後のこの敗戦が妥当と言ったのか、それを説明しましょう。

一つは攻守の切り替えの遅さ。最近アーセナルはカウンターがうまくいきませんが、これは守備から攻撃への切り替えの遅さが原因の一つ。後半相手が引き出した時は攻撃にかける人数が揃ってましたけど、一度自陣奥深くまで入られた後の攻撃は人が足りてませんでしたよね?これは意識の問題もあると思うんですが、やっぱり運動量が少ないです。

そしてレアルの守備から一点しか取れなかった攻撃もそうです。あの試合、攻撃はまるで噛み合ってませんでした。今シーズンのいつものアーセナルでした。レアルの度重なるミス、そこにアンリがうまく個人技でつけ込めたから勝てました。でもそのアンリも決してコンディションが良さそうには見えませんでしたし、運動量もそれほど多くはなかった。それが今回も続いてましたね。レアル戦よりも悪くなってたように見えますが、単に相手が違うからかもしれません。よく集中しており、寄せが速く、フィジカルも強い。だからアンリがレアル戦の時より悪く見えただけなのかも。まあ正直そんな事はどうだっていいんですが。ともあれアンリが全くボールを収めされない、アデバヨールは自分の仕事がまだ何かよくわかってない、レジェスは元気がなく、セスクはサイドを放棄、ピレスは周りが悪く結果に結びつけられず、フレブはラストパスがことごとく通らない。何かこういう光景に見慣れてしまってるのがものすごく虚しいんですが。

守備、ですね。まあディフェンスラインは変わらず、センターにセスクではなくディアビーが入った形ですが、まあひどかったですね。センデロス個人がひどかったのもありますけど、攻守に渡って1対1で負けるシーンがやたらと目につきましたし、かといってレアル戦のように引き籠もって人数で相手の攻撃を潰すわけでもなく。結局何もかも中途半端だったって事でしょうね。

もちろん絶対的なコンディションの差があった事も確かです。アーセナルの方も先週末は試合がなかったとはいえ、火曜日はマドリーでタフなゲームを行ってきているわけで、対するローヴァーズはドバイでしっかりとコンディションを整える余裕があったわけです。それに悪い事ばかりではありません。珍しくヴェンゲルは積極的に選手交替を行って勝ちに行ってましたし、まあ相手がリードしている中で段々引いてきたというのはあるにせよ、後半はある程度「らしさ」を出す事もできました。ピッチの状況も悪かったですし、言い訳はいくつか見つかります。

前半は特に引いているわけでもないのに圧倒されました。中盤ではプレスがことごとくかわされ、何とかボールを奪い返して攻め込んでも、ボールを失った後のロングボール一つでチャンスを作られる始末。もちろんセンデロスの対応が悪かった事は言うまでもありませんし、攻撃にしてもアンリはまるで足元にボールが収まらず、また一人たりとも抜けず。左サイドはレジェスのコンディションが悪いために機能せず、右サイドのセスクは中に絞っておりエブエ頼み。ただプレスがかわされるのは出足が遅いからで、これにはやはり疲れがあるのでしょう。しかし同時に気迫が感じられないのはどうかと。その点気合いが入っていたといえるのはレーマンとセスクぐらいかな。

その辺りも考慮に入れると、今回一番困ったのは相手に再三チャンスを作られてチームが浮き足立ってしまった事ですね。これはチームが若いのはもちろん、落ち着ける事のできる存在がいないってのもあるでしょう。アンリは本当役立たずでしたからそういう状況にはなかったですし、レーマンは逆にイライラしてました。この点声や態度ではなくプレーで落ち着けてくれるピレスの存在は大きかったと思います。ただそれだけでは不十分だった感も否めず、精神的な支柱の不在が響いたかなぁと思わせてくれるんですが・・・。

・・・何だかもう何をどう書いていいやらわからなくなってきました。あれこれ解決策を考えているんですが、やはり疲れには勝てません。ディフェンス陣は怪我人だらけですし。セスクのPKを取ってもらえない不運もありました。多分遅れて倒れたからでしょうけど、それならばセスクはシミュレーションで注意なり警告を受けていてもおかしくないはずだし、ボールにいったと判断されたのかも。何にしても後半にところどころ見せた自分達らしさを、次では最初から発揮していかなくてはいけません。都合のいい事に次もアウェーですから。今までは大体アウェーが続く事がなく、敗戦がうやむやになってしまっていた感もありましたが、このアウェーの連戦は最後のテストになると思います。

フォーメーション。セスクが右サイドという形があったのを忘れてました。機能はしてませんでしたが。これについてはレーティングの項で書きます。

          レーマン
       トゥーレ  センデロス
エブエ                フラミニ
      ジウベルト  ディアビー
セスク                レジェス
    
     アデバヨール   アンリ

ハーフタイムにレジェスを下げ、ピレスがIN。さらにディアビーを下げてフレブ、最後はジウベルトを下げてルポリを投入。しかし4-3-3ではなくルポリに左をやらせていました。

          レーマン
       トゥーレ  センデロス
エブエ                フラミニ
       セスク    ピレス
フレブ                ルポリ
    
     アデバヨール   アンリ

レーティング。及第点である6に届いているのは二人のみ。


レーマン 6.5
この試合で一番良かったんじゃないかと思います。まあ相変わらずプレーに関係ないところで余計な問題を起こしてくれますが、気持ちはわかります。ここのところレーマンはいいパフォーマンスを見せてましたから、それだけに余計不甲斐ない攻撃陣には腹が立つでしょう。

フラミニ 5.5
早い時間に先制され、どうしても前掛かりになってしまうために、余計にセンデロスを引っ張り出してしまう事になりました。それにカバーリングはうまいんですが、ちょっとサイドでの1対1の応対には疑問がありますね。

トゥーレ 6.0
疲れがあるんでしょうね。何か元気がなかった印象です。いざという時の危機察知能力はさすがで、素晴らしいタックルやインターセプトも見せてくれましたが、一番ケチがついたのは失点シーンでしょう。ベラミーが中に入ってくる間の時間に中の選手(具体的に言えばペデルセンですね)をケアする余裕はなかったのかなぁと。センデロスと違って裏にボールを出された時の応対も不安はありませんでしたが、この失点シーンが心残りです。

センデロス 3.5
彼に関しては原氏が仰っていた事がほぼ全てだと思います。蹴り込まれるボールに対して反応が遅いのは視野が狭く、集中できていない(というかいっぱいいっぱい)時があるからですね。でスピードがないので振り切られる。スピードがないのはどうしようもないのでしょうがないですが、その後の対応に問題がありますね。フィジカルを活かせないというのも一つですが、単純な話飛び込みすぎです。追いつけないといっても手が届かないぐらいまで置いていかれているわけではないですし、無理にボールに飛び込む、体を当てに行くのではなく相手の邪魔をして遅らせる事で、周りの味方が対応できる時間を作ればいいんですよ。もちろんこれはサイドを抜かれた時の話で、中央抜かれた時はここまで悠長な事は言ってられませんけど。今回中央を抜かれる事はほとんどなく、大抵サイドをやられてました。この時センデロスがもっと適切な対応をしていれば、あそこまでディフェンスがバタバタする事もなかったと思いますが。

エブエ 5.5
守備に攻撃に、全体的になかなかでしたが、何か集中していないというか、軽率なプレーが目立つ時がありますね。この辺がラウレンには及ばないか。まあ一時間以上もの間攻撃と守備の両方をこなさなくてはいけなかったわけですし、かなり大変だったとは思うんですけど。

ファブレガス 5.5
なかなかいい出来だったと思いますよ。なのでこの数字には疑問を持つ方もおられるのではと思います。セスクは前へ出た時はいい動きしますし、いいパスも出してくる。でもかなりプレーにムラがありますね。ピレスなんかを見てるとここぞというところでとんでもないパスを出してきますが、セスクは逆にそういう場面での精度がイマイチ。致命的なパスミスもやらかしてますし。それと前へ出るタイミングもまだまだですねぇ。何だかんだで前へ出ないと仕事にならないようなので、いつどこで前へ出るか、ここはしっかり学習の余地があるところです。
さて、セスクの右サイド起用について。これは恐らくレアル戦の動きが良かったからだと思います。ブラックバーンが相手ですから、フィジカル勝負になる事を考えてディアビーを入れたい。でもジウベルトは外せない。ならセスクを右に置けば両方使えるし、セスク自身も前でプレーさせられる。そういうアイディアだと思います。こう考えるとセスクが再三中に絞っていたのも説明がつくんですよ。今までセスクは右でプレーした時、あそこまで中には入ってきてませんでしたから。となるとやはりあれはヴェンゲルの指示では?と思えるのです。まあ結局それは失敗に終わり、ヴェンゲルとしては早い時間にフレブを入れてセスクを中に戻しましたが、後にルポリを入れる際、このセスクではなくジウベルトを外す事を選んだ辺り、原氏も仰っていたようにヴェンゲルの信頼を感じました。いくら勝ちに行くために少しでも攻撃的にしたいという考えがあるとはいえ、今までジウベルトを外すというのは考えられませんでしたから。

ジウベルト 5.0
彼も疲れが見られました。運動量という面に於いて精彩を欠いてましたし、預けるパスすらまともに通せないのはどうかと思います。今回はディアビーも心許なかったですしねぇ、表だって負担がかかるとちょっと厳しいかもしれません。

ディアビー 4.5
たまに持ち味の縦への突破が見られましたが、それ以外は足を引っ張っていた印象ですね。そのせいもあってジウベルト一人では対処できなくなり、ディフェンスラインを忙しくさせる一因にもなりました。交替は仕方なかったでしょう。

レジェス 4.5
ここ2試合ぐらい元気がなかったですが、今回は特にひどかったですね。間違いなくコンディションを落としていると思います。休養を与えてあげたいところですが、フレディがいない以上厳しいですね。コートジボワール戦には出て欲しくないですが、ヴィセンテって招集されてましたっけ・・・?

アデバヨール 5.0
巧いんですけど、その巧さがあんまり活きなかったですね。動きに関してはまだどう対処したらいいかわからない感じで、アンリと逆だったらよかったのにとか、もっとアンリの近くでプレーしたらいいのにとか、いろいろありました。ただゲームのスピードについていけてないという感じではないのが救いですね。もう何試合かこなせばもっと慣れてくると思うんですが。

アンリ 4.0
まるでボールが足元に収まらないわ、得意のドリブルでは一人も抜けないわで、攻撃をぶっ壊してました。レジェスと同じくコンディションを落としているのは間違いないでしょう。僕が監督だったらアンリといえども替えている、と言いたいところですが、フォワードがいないので・・・。早くファン・ペルシに戻ってきてもらいたいです。

ピレス 5.5
彼が入ってからボールがまた回るようになりました。やっぱり溜めを作って的確にさばく技術はさすがですね。宇宙開発とか、シュート撃たずにパスしたのが悔やまれますが・・・。

フレブ 5.5
ピレスと同じく溜めを作りますが、こちらはドリブルが入るおかげでピレスと違ってアクセントになってました。でも大事なところで縦パスが通せないのでどうしても決定的な仕事ができません。まだちょっと試合の流れが掴めずに苦しんでますかね。

ルポリ 5.5
一度素晴らしい突破を見せましたが、出てきたのが遅かったのもあってあんまりプレーの機会は多くなかったですね。ほろ苦いデビューになりましたか・・・。


上でも言いましたけど次はアウェー。フラム戦ですね。その前に各国代表の親善試合が明日行われます。そういう事もあって、アウェーとはいえロンドンから出なくて済むのは一つありがたい話ですね。残るリーグでのアウェーマッチはこのフラム戦を含めて5試合。次で負ければずるずると行きそうですし、勝てればまだ何とか踏みとどまれそうというギリギリの試合になります。マストウィンゲームである事は言うまでもありませんね。実は日曜日に女子チームが同じくフラムと対戦しており、ホームではありますが5-1と大勝しています。男子チームもあやかりたいですね。


ニュースは結構多いので、かいつまんでお知らせします。

Campbell will miss Madrid return leg


まずは悪いニュースを二つお伝えしなければなりません。ソル・キャンベルはレアル戦のセカンドレグには間に合わず、クリシーはケガが再発して4月まで離脱する事になりました。

「ソルはレアル・マドリー戦のチームには含まれないだろう。あまりにも準備不足になるだろうからね。未だプレーもしていなければフルトレーニングもしていない。今はまだフィットネスコーチといるところだ、少なくとも一週間はチームと共に過ごさなければ。」

「ガエルは再発してしまった。我々にとってとても悪い事だし、彼にとっても残念な事だよ。今彼は少し落ち込んでいるよ。私も彼と同じだ、本当にあと少しのところで戻って来られたんだからね。3週間から4週間の離脱になると見ている。今シーズン絶望というのは言い過ぎだが、4月までかかるのは間違いない。」


Perez: Henry will stay
Wenger confident of Cole stay

一方でコールの復帰も未だ不透明。

「筋肉の負傷に関しては復帰時期を決めるのは難しいんだ。いつか戻って来られるし、その時はもう大丈夫って事だよ。一週間半全く痛みはなかったけど、バーネットの試合を終えた後また痛みがあったんだ。わからないだろうけど、痛みが戻るかもしれないし、古傷が裂けて、膨れあがってさえしまうかもしれない。だから様子を見る必要があるんだ。」

「戻って来られたのは嬉しい、でもまだ100パーセントじゃないんだ。再発して途方に暮れたし、そんな事もあって復帰時期は特定しない。ケガを感じなくなった時に戻るよ。復帰を急ぎすぎるとまたぶり返すかもしれないし、そうなったらもっと長い離脱になってしまうかもしれない。急ぐ必要は全くないんだ。」

そんなコールの去就問題ですが、ヴェンゲルは彼が残ると確信しているようです。また今シーズンの前に一年契約を延長しましたが、それは彼が望んだからで、希望があれば3年契約も提示したと言っています。何にせよまだ契約は2年残っているので、ヴェンゲルは話し合うのは9月か10月になるだろうと話しています。


Wenger reveals latest on new deals
Jens close to new Gunners deal

アンリ、ピレス、レーマンの契約延長についてヴェンゲルが語りました。アンリは4年、ピレスとレーマンは単年契約がオファーされています。アンリとピレスについてはどうなるか余談を許さない状況ですが、レーマンは近々サインする事になるようです。本人はここで満足していますし、家族もロンドンでの生活を望んでいるとか。ヴェンゲルも今シーズンはレーマンのベストイヤーだと賞賛しています。


他にレアルのペレス会長とベッカムがアンリは残留するだろうと語っていたり、アリアディエールがウェストハムのアラン・パーデュー監督を批判していたりしますね。
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ベルカンプは欠場 

Wenger won't risk Bergkamp for Blackburn trip

デニス・ベルカンプは大事をとって土曜日のブラックバーン戦には参加しない事になりました。以下ヴェンゲルのコメント。

「デニスは出場できたかもしれない。二日間トレーニングもしている。だが私は彼をベンチに置いておくよりは、ホームに置いていく事を選ぶ。だからアルトゥーロ・ルポリを加えておいた。加えて火曜の夜からフレディ・リュングベリを欠いているし、負傷した選手で他に戻ってくる者はいない。」

ん?確かにちょっとしたケガの多いベルカンプですから、あんまり無理はできませんかねぇ。で代わりに入ったのがカーリングカップ新人賞のルポリですが、ウォルコットはどうなんだろうか。ベンチ5人中2人がフォワード?ちょっと考えづらいですね。5枚のうちアルムニアは確定でしょうし、ジュルーも。セスクとジウベルトがスタメンだとするとディアビー、ピレス、レジェス、フレブのうちいずれか一人がベンチ。やっぱりフォワードは一人しか置けませんね。て事は今回もウォルコットのデビューはお預けかぁ。

とにかくベルカンプには早く戻ってきて欲しいです。彼のプレーを見られるのも残り僅か・・・。

セスクがA代表入り 

Fabregas earns first Spain call-up

ピレスが代表落ちした一方で、ついにセスクがA代表に招集されました。来週行われるコートジボワールとの親善試合に向けてです。去年の年末にA代表とその候補達が集まる会合みたいなのに呼ばれて、A代表入りが囁かれてたんですが、ついにアラゴネス監督を動かしたようです。トゥーレやエブエが今度の試合に呼ばれるのかどうかはちょっとわからないんですけど、呼ばれたとしたらアーセナル対決が実現するかもしれません。でもやっぱりちょっと早いと思うんだけどなぁ・・・。フォワードだったら別にいいんですけどね、CMFが18歳のうちから代表入りとかいうのはね・・・。

スペインは大会までのロシア、エジプト、それからクロアチアかスロヴェニアのどちらかと対戦するようですが、このコートジボワール戦で活躍すればその後も呼ばれ続けて、ドイツに行けるかもしれません。まあ活躍してくれれば単純に嬉しいですけどね。

フレディ、ローヴァーズ戦欠場へ:ピレスは代表落ち 

Ljungberg to miss Rovers trip but Bergkamp could be fit

ん?土曜日のローヴァーズ戦、どうやらフレディは出れないっぽいです。レアル戦でふくらはぎを痛めてたとか。最近ハードワークの後は軽いケガをしてる事が多いですねぇ・・・。キャンベルより満身創痍かもしれない。また先日バーネット戦で68分間出場したアシュリー・コールも、今回の遠征には帯同させないそうです。代わりにリザーブでのノースロンドンダービーに出るようですね。

一方でベルカンプは戻って来られそうとの事。やっぱりふくらはぎのケガが癒えてなかったんだな。あとアデバヨールがまた使えるので、ベルカンプが間に合うかどうかに関わらずまた2トップに戻ると思われます。ではヴェンゲルのコメント。

「デニスは間に合うかもしれない。今日練習に参加したんだ。エマヌエル・アデバヨールはまた出場できるようになるが、火曜日からフレディ・リュングベリが離脱している。ふくらはぎを痛めてしまったんだ。アシュリー・コールとロビン・ファン・ペルシもまだ回復していないし、後は全て故障中だ。」

「アシュリーがいつ復帰するかを言うのは難しい。少しぶり返してしまった事もあるので、彼の扱いにはやや慎重になっているところだ。彼はミッドウィークのゲームでは相当疲れていた、何しろ4ヶ月以上もの間ほとんどプレーしていないんだからね。トップレベルにするのはたくさんのやる事がある。まずは月曜日の夜に行われるリザーブゲームに出場させて、様子を見ようと考えている。」

これは結果次第ではレアル戦に間に合わないかもしれませんね。すでにフルトレーニングに復帰しているであろうクリシーの状態はどうなんだろう・・・。フラミニもそれほど悪くないですけど、ちょっとレフトバックでは不安ですね。エブエと逆にした方がいいかもしれませんが、それだとロビーニョのスピードにやられるか・・・。ギルバートが戻ってくれば彼をレフトバックにしてもよさそうですけどね。まあフラミニもしばらくレフトバック続けてますし、無理に本職じゃない人をねじ込むべきじゃないか。とりあえずはブラックバーンとの試合で様子を見ましょうか。恐らくベントリーとのマッチアップが多いと思われますし。

・・・ところで、何故かブラックバーンとの試合をヴィラと勘違いしてた部分がありまして、スタジアムをヴィラパークとか書いてました。ありえねぇ、一体何で間違えたんだ・・・。ちゃんと対戦カードのところにはブラックバーンって書いたし、マッチリポートとか他のブログさんへのコメントでもローヴァーズローヴァーズ言ってたのに・・・。まあ以前7-0でボロに勝った後、次はエヴァートンなのにボロのままになってて、グディソン・パークでボロと対戦とかいうわけのわからない事になってた事もあります(笑)ツッコミが入らないという事は、そもそもそんなとこ誰も見てねぇって事ですな(笑)


Pires and Ribery overlooked

お願いだから一秒でも早くドメネクの首を斬ってくれ。遅くとも5月14日までに!ドラソーとかいらないんだよ、あんなの入れるぐらいならピレスを入れろよ。何か、アネルカの復帰は星占いの結果ですか?全く、あんなキティガイを代表監督に推したやつは誰だ。


Arsenal target Milan starlet

相変わらずバルサはアンリを狙っているだとか諦めただとか、どっかの日本のメディアではレアルが移籍先最有力とか、ヴェンゲルはこのレアル戦の勝利がアンリを引き留めてくれるかもしれないとか、どいつもこいつも好き勝手言ってますが、どーせシーズン終わるまで決まんないだろうって事で段々とアンリの話はどうでもよくなりつつある今日この頃。

で今度狙ってるのはミランの若いミッドフィールダーだとか。フェデリコ・ピアッツァって選手らしいです。まあ例によってチェルシーも狙ってるそうですが。ただこのピアッツァ、まだプロ契約を結んでないそうで、最悪ミランは何も得る事なく彼を放出せざるをえない事にもなります。これ知らなかったんですが、ルポリを獲得した時がそうだったらしいですね。まあ経営が火の車だったパルマと違い、ミランがそんなミスを犯すとは思えませんから、何か事情があるんでしょう。でも移籍金ゼロで引き抜いたらミラニスタの友人に怒られそうだな(笑)今まであんまりミランと選手のやり取りした事ってないですしねぇ・・・。

レアル・マドリー戦 マッチリポート 

レアル・マドリー 0-1 アーセナル

UEFAチャンピオンズリーグ決勝T1回戦1stレグ
エスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウ
2006年2月21日(火)
キックオフ:午後7時45分

主審:ステファノ・ファリーナ
入場者数:80000人


レアル・マドリー   0

アーセナル   1
   アンリ 47分


 ARSENAL
   レーマン
   エブエ
   トゥーレ
   センデロス
   フラミニ
   フレブ→ピレス(76分)
   ジウベルト
   ファブレガス→ソング(90分)
   リュングベリ
   レジェス→ディアビー(80分)
   アンリ
 SUBS NOT USED
   アルムニア
   ウォルコット
   ジュルー
   ルポリ

 REAL MADRID
   カシージャス
   シシーニョ
   セルヒオ・ラモス
   ウッドゲイト→メヒア(9分)
   ロベルト・カルロス
   グラヴェセン→バプティスタ(76分)
   ベッカム
   グティ
   ジダン
   ロビーニョ→ラウル(63分)
   ロナウド
 SUBS NOT USED
   コベーニョ
   ミッチェル・サルガド
   カッサーノ
   ディオゴ



待ちに待ったチャンピオンズリーグ再開、しかも相手は初顔合わせのレアルで第1戦はアウェーのベルナベウ。こりゃ嫌でも盛り上がるってもんですが、勝っちゃった。イングランドのクラブがベルナベウでレアルを下したのは初らしいです。まあ最小得点差の0-1ですが、アウェーゴールも奪いましたし、これでちょっと楽になりましたね。次のハイベリーでは負けなければいいわけですから。

ただ試合の方は正直ちょっと面白くなかったです。アーセナルはやっぱり4-5-1、グループリーグのアヤックス戦を思い出させる守備的な戦い方で、全然らしくなく。またレアルもレアルでこれ本当にチャンピオンズリーグの決勝トーナメントかよって思いたくなるようなしょうもないミスを連発。アーセナルもそのチャンスをことごとく決めきれずこんな結果に・・・。しかしレアルっていつからあんなベッカム頼みのチームになったんでしょうね。そして、ウッディ・・・つД`)

ゲームの立ち上がりはレアルの動きが堅く、いきなりチャンスを作ります。まあアンリの1トップって事で、大体攻撃にかける人数はこのアンリを含め運動量の多いレジェスやリュングベリが加わる程度。守備陣が若いのもありますが、これはヴェンゲルがレアルの攻撃力を恐れ、アウェーという事もあって守備を優先した戦い方をしてきたという事でしょう。対するレアルもこちらがカウンター気味に仕掛けても、大抵4バックとグラヴェセンが残っており、なかなか決定機を作る事ができず。おまけにディフェンスラインが引いても相変わらず攻撃陣が戻って来ないため、どうも間延びしがち。おかげでこちらはやすやすと中盤でボールを持つ事ができたわけで、リュングベリを低めの位置に置いたのが活きていたわけですが、時間の経過と共に修正され始め、伴ってアーセナルもポゼッションを放棄する事を選びました。

今回やはり守備意識が高かったという事で、攻→守の切り替えはまあまあよかったと思います。ジウベルトをディフェンスラインに吸収するような形で中央を固め、ロナウドとジダンを封じ込め、グティはそれを嫌い下がり気味に。となるとレアルはサイドから放り込み一辺倒。ロビーニョはエブエが抑えきってましたから、もはや頼れるのは動きのいいベッカムのみという状況に。それもどうも縦のコンビネーション(ベッカムとシシーニョ、ロビーニョとロベカル)がイマイチで、ジダンも抑えられてましたから、本当にサイドから崩せなくて放り込みだけでしたね。これではトゥーレやセンデロスは怖くないし、レーマンもこの日は非常に反応が速くて、あまり労せずして守りきる事ができました。

でまあそもそも守備的に戦ったという事自体不満なんですが、敢えて他に不満点を挙げるとすれば、守→攻の切り替えと、中盤のプレッシャーの弱さ、つまり引きすぎだろって事です。

まず守→攻の切り替えの遅さですね。まああまり攻撃に人数をかける事を嫌ってたというのもあるんでしょうが、それにしてもちょっとなぁって感じ。本来のアーセナルであればボールを奪った瞬間周りの選手、具体的に言えばジウベルトとセンターバック二人以外のフィールドプレーヤー6人がグッと前掛かりになり、状況に応じてポジションチェンジを繰り返しながら細かく速いパス回しで一気に相手ゴールを脅かすというスタイルなんですが・・・この日はその周りの動き出しがほとんどなかったですね。大体アンリ以外で反応してたのはレジェスとリュングベリ、ただセスクがなかなかクレバーに動き回っていて、何とか攻撃のバランスを保っている感じでした。

そして引きすぎ。まあ引くというのは状況によってはそれほど悪い事ではないんですけど、それにしては中盤でフリーにさせ過ぎだろと。前線から積極的にチェイシングしなかったというのも一つですが、大体ジダンやグティ、グラヴェセン辺りが真ん中でボールを持ってもジウベルトとセスクは下がるばかりで、大抵ボックス直前辺りで人数をかけて潰すというやり方。なので無理矢理中央突破を試みられても止める事はできてたんですが、いかんせん急造4バックなだけにラインコントロールがイマイチで、そこからサイドの裏に出されるとオフサイドを取れなかったりして、何度かピンチを招いていました。ここはレーマンがよくカバーしていた印象です。やはり同じ中央からの突破を許さないという事であっても、中盤からなるべくプレッシャーをかけていき、ジダンやグティに前を向かせないようにするというのは必要だったのではないかと思います。今回はどちらもダメでしたけど、本来であればいくら守備の人数が揃っていても簡単に前を向かせたくない選手達ですからね、あれだけフリーにさせると何をされるかわかったもんじゃないです。それからグラヴェセンが持った時はもっと狙っていってもよかったと思うんだけどなぁ・・・。

最後は後半の攻める意志の無さ、それから時間稼ぎですね。まあ後半立ち上がりにゴールを奪ったという事で、一層守備的な戦い方になったわけですけど、76分にピレスが入るちょっと前ぐらいから露骨に攻めを放棄し出してました。もはや攻撃はアンリ頼み(それでも場合によっちゃ点が取れそうな感じでしたけど)、残り5分を切るともうリュングベリも上がってこないという。それにレジェスやエブエ、レーマンらが何度も倒れ時間稼ぎしてましたが、正直あれは不快です。追加点を奪って欲しかったというのもありますが、やっぱりああいう行為はするべきじゃないですね。勝っても試合がつまらないと何だかなぁって気分になりますし。あれではボルトンの事は批判できませんよ。

ともあれこれでセカンドレグ、ホームでの試合は負けなければ準々決勝進出という事になります。さすがにハイベリーでは今回のように守備的な戦い方はしないでしょうが、よほどレアルが修正してこない限り大量失点というのはちょっと考えられないので、比較的見通しは明るいんじゃないかと。1-2辺りで負ける可能性もありますけど。いかんせんねぇ、引き分ければいいとかいう状況だと何でかあっさり負けたりするアーセナルなので、ちょっと楽観視できないんですよね。それだけに1点しか奪えなかったというのは不安材料ですらあります。3点決めれば間違いなかったと思うんですけどね。

それと今回実況・解説が倉敷・金子(何でゲスト扱いなんだろう・・・)というプレミアではあり得ないコンビで、これも楽しみの一つでした。まあ相変わらずのお二人で楽しませてもらったんですが、やっぱりこの二人はアーセナルを知らないなと。勤勉な倉敷さんは事前に最近の数試合を観て予習してたでしょうし、粕谷からもいろいろ聞いてる事でしょう。それでもう?ん、それはちょっと違うなぁ・・・ってのがいくつかありましたし、倉敷さんの実況はいいですが、それならばプレミア担当で気心も知れている粕谷を付けて欲しかったというのが正直なところです。まあ6-6とかでいいと言っていた粕谷にはつまらん試合だったでしょうけど。けどアーセナルがこれだけ守備的な戦いをするかどうかはともかく、何となく低調な展開に終わるんじゃないかなぁというのは漠然と予想できましたけど。

そうそう、一つ大事な事を書き忘れていました。今回特に良かったなと思える点は、ロングボールをほとんど使わなかった事。人数は少ないけどしっかりとボールをつないでサッカーしてました。だから倉敷さんが言ってたように、リュングベリのコメントは杞憂に終わるものだったし、これから残りのシーズンを戦っていく上で、一つのきっかけになってくれればいいなと思いますね。

ではフォーメーションを。レジェスはスタメンで出ましたけど、セカンドトップではなく左サイドで、4-5-1の布陣でした。予想フォーメーションではリュングベリが右で、フレブが低い位置に入るんじゃないかと出ていましたが、違いましたね。

          レーマン
      トゥーレ   センデロス
エブエ               フラミニ
         ジウベルト
     セスク      リュングベリ
フレブ               レジェス
    
            アンリ

後半の遅い時間にフレブに替えてピレス。ベルナベウでプレーする事にずっと憧れていたそうですが、この時すでにチームは守備固めに入っており、どちらかといえばヴェンゲルのそういう心遣い的な投入なんでしょうね。すぐ後にはレジェスを下げてディアビー。リュングベリが左サイドに入りました。そしてロスタイムにはセスクを下げてソング投入。結局ウォルコットのデビューはありませんでした。

          レーマン
      トゥーレ   センデロス
エブエ               フラミニ
         ジウベルト
     セスク      ディアビー
ピレス              リュングベリ
    
            アンリ

ではレーティング。


レーマン 8.0
全体的に素晴らしかったと言えるでしょう。決定的なセーブもありましたし、クロスボールへの対処も素晴らしかった。ちょっと遅延行為でケチがつきましたが、蹴られてたのも事実ですね。

エブエ 7.5
ロビーニョをよく抑えました。ラウレンよりいいんじゃないかとすら思わせてくれます。攻撃にあまり出なかったのが残念ですが、これはヴェンゲルの指示だろうな。

トゥーレ 7.5
危ないところはほとんどなかったですね。現状では最も頼れるディフェンスリーダーです。ロナウドやジダンらに全く仕事をさせませんでした。

センデロス 4.5
何て危なっかしいプレーヤーなんだろう・・・。彼がボールを持つとハラハラしますし、お願いだから自軍ゴールを向いた守備をしないで欲しい(いやありえない話ですけど)。絶対ジュルーに替えるべきです。

フラミニ 5.0
ちょっとベッカムに手を焼いてましたね。ジェラードよりはやりやすい相手だったと思うんですが・・・。変則的なフォーメーションもあってか、中盤のサポートをあまり得られなかったのも大きいかもしれません。でもやっぱり言える事は、左より右のがいい。当たり前ですけど(笑)

フレブ 5.0
相変わらず球離れがよくないですねぇ。危ないところでボールを持って取られたりしてましたし、もうちょっと早くピレスと替えて欲しかった。まあ期待は来シーズンからです。まだ腐らないで欲しいですが・・・。

ジウベルト 5.5
カバーリングはさすがなんですがね。これもヴェンゲルの指示なんでしょうが、ディフェンスラインに吸収されて実質5バック。失点しなかったのは結果論であり、あれではボロボロにやられてもおかしくなかったかと。もっと前から行って欲しかった・・・。

ファブレガス 6.5
なかなか動きがよかったですね。ちょっとボディバランスに問題ありで、パスが緩くなってしまったりもしてましたが、逆にいいパスもありました。相手がレアルだった事もありますが、中盤が5人いてサポートが多いって事で、比較的思い切って動けたんでしょうね。いつものジウベルトの隣にいて大人しくしてる感じとは随分違いましたし。チームがあそこまで守備的でなければもっとガツガツ行ったんだろうな?と思うとちょっと残念です。

リュングベリ 6.0
相変わらず動きはいいんですが、一つ一つのプレーの精度がよくないですね。ドリブルで抜けなかったり、パスが合わなかったり・・・。動きの印象はよくても今一つ仕事ができてない感じです。ただ前へ行く姿勢、戦う気持ちというのは現在チームの中でもかなり高いレベルにあるので、そういった意味ではまだまだこの男が必要ですね。

レジェス 6.5
これまたヴェンゲルに指示でしょうが、やや運動量は控えめ。まあ故障明けというのもあるでしょう。開始早々のシュートが決まっていればそれだけでお疲れさんって感じだったでしょうけど。ホームではもっと大暴れしてもらいたいものです。

アンリ 7.0
運動量は決して多いとは言えませんでしたが、レッズ戦の時よりはいくらかマシでした。何より先制点はアンリ一人の力で取ったようなもんですから、それだけで大仕事をしたと言えるでしょう。メンタル的にどうかはわかりませんが、ちょっとフィジカルコンディションがよくないような気もするので、どっかで休ませたいかな。

ピレス 6.5
いや?相変わらず目の覚めるようなパス出してくれますね。レッズ戦は最悪でしたが、こういう色んなところがユルイ相手だと断然力を発揮してくれます。もうちょっと早い段階で使って欲しかったところ。入った時にはもう守備固めしてましたしね。

ディアビー 6.0
またもあわや初ゴールかってところを決められませんでした。彼もやはり前へ出るタイプなので、引いた時に投入されてもなぁという印象。

ソング -
何かしましたっけ?可哀想に、時間稼ぎの交替に使われましたね・・・。しかもこれでコールが戻ってくるためにフラミニが元のポジションに戻り、また出番がないという事に・・・。


次はプレミアに戻ってアウェーでのヴィラ戦。しっかり勝って4位以内を目指さなければ。ベルナベウで思う通りの試合ができたというところで、特に若手には自信になってるでしょうから、あんまりアウェーだからと恐れる必要はないと思います。アンリがどれくらいやってくれるか心配ではありますが・・・。


それともう一つ追記。僕が何故ホームでのセカンドレグを恐れるのか。

せっかくアウェーで先勝を収めても、ホームであっさり敗れて敗退という事が起こり得ます。事実これは僕が一番懸念している事です。アーセナルはホームではかなりの強さを誇りますが、これは逆にディスアドバンテージになるかもしれないと。まあホーム&アウェーに関しては後で語るとして、何故そこまでホームでの敗戦を恐れるのか。

レアルは負けはもちろん、引き分けすら許されない状況です。彼らに残された選択肢は勝利、その一つのみ。対してアーセナルは引き分けでも突破が可能。この状況で心理的に有利なのは、実はレアルだと思うんですよ。まあよく言われる追う者と追われる者の心理でして、とにかく勝ちに来るレアルに対し、引き分けでもいい、負けなければいい、負けたくないという思いがどこかにあるであろうアーセナル。こういう状況では、しばしば追う側が最終的に勝利を収めるという事が起こります。

ちょっと分野違いで分からない方には申し訳ないんですが、僕がミハエル・シューマッハを好きなのは、彼は追われる立場にある時は完璧な勝利で突き放してみせ、逆に追う立場にある時はまるで若手ドライバーのようにアグレッシブな走りを見せるからなんです。つまり数字上有利であるからといって絶対に手を抜くな、勝ちに行け。こういう事ですね。

ですがこの心理の差に拍車をかけるものとして、ホームアドバンテージというものがあります。こっちはホームで有利だ、相手はそう簡単には点は奪えまいという気持ちがやっぱりどこかに生まれると思うんですよね。これが一つ恐いところです。逆にアウェーであれば、もう一瞬でも気を抜いたらやられるぐらいの気持ちでいるでしょうから、案外守り切れたりするもんだと思うんですよね。よくホーム&アウェーではアウェーが先の方が有利と言われますが、僕は逆だと思います。特にアウェーゴールルールの存在がさらに状況を複雑にしているとも言えますね。アウェーが先だとそこで取った分をホームで守らなくてはいけませんが、アウェーが後だと最初は少し不利な状況でもそれをモチベーションに変えて、その分多くアウェーゴールを奪える可能性が出てくるんで。そういう意味でもやっぱりグループリーグは2位通過がベターかな(笑)

プーム、タフィーズにローン移籍へ 

結局ウェンブリーは間に合いませんでしたね。何か日本の報道では工事現場で大麻やマリファナ(同じじゃないのか?)が蔓延しているという話を聞きましたが、別にあっちじゃ普通の事だし。しかしあれだけ間に合うって言ってたのにこれでは・・・マルチプレックスは信用がた落ちかな。ともあれミレニアムスタジアムのスケジュールも押さえといてよかったですね(笑)


Poom set for Everton switch

冬に完全移籍を果たしたマート・プームですが、エヴァートンへ短期間移籍するという話が出ているようです。現在エヴァートンはナイジェル・マーティンとリチャード・ライトを欠き、ターナーが退場してサスペンションとなったためキーパーがいません。そこでプームに白羽の矢が立ったと。アーセナルが必要となったらいつでも呼び戻せるオプション付きで、この非常事態が改善されるまでのごく短期間のものになるでしょうが、是非行ってもらいたいですね。このままリザーブで燻ってられるよりは・・・。


Lupoli pips Rossi to prize

ユナイテッドのジュゼッペ・ロッシが有力と観られていたカーリングカップの新人賞ですが、アーセナルのルポリが見事選ばれました。まだユナイテッドはブラックバーンとの決勝を控えているわけですが、それを待たずして決まったわけです(何でだろう・・・)。他の候補はヴィラのスティーヴン・デイヴィス、ニューカッスルのシャルル・エンゾグビア、チャールトンのジェローム・トマス、パレスのベン・ワトソンでした。おめでとうルポリ!


Wenger decides not to risk Cole

いつまで経っても戻って来ず、結局今シーズンいっぱい復帰できないんじゃないの??な感もあったアシュリー・コールですが、実はすでにトレーニングには復帰しているようです。しかし前回復帰してすぐに出場し、再び故障してしまった反省から、ヴェンゲルは今回のマドリー遠征にコールを帯同させない事を決めました。

「アシュリー・コールに関して賭けに出る事もできたが、彼はまだ1トレーニングセッションしか行ってなくてね。以前私は彼の復帰を急がせたが、また負傷してしまった。彼はまだ準備ができてなかったんだ。明日行われるバーネット戦には出場させるよ。」

ってわけで、今日(21日)行われたバーネットとのフレンドリーマッチには出場したようです。この分だと早くて今週末のローヴァーズ戦、遅くとも来週のフラム戦には復帰できるでしょう。


Aliadiere makes Arsenal promise

ローン先で出場機会を得られずチームを転々とするアリアディエールが、その苦悩を語りました。

「本当に大変な時期だったよ。ローンに出る事が自分にとっていい事だとは思わないんだ。来シーズンはアーセナルに残りたいし、光を見出したいところだね。」

「アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は僕に存分にやって欲しいと言っていた。例えそれが3ヶ月間チャンピオンシップでプレーする事でも。それから楽しんできなさいってね。アーセナルとの契約はまだ3年あるし、僕を出したくないと言っていた。」

「フランスに戻る事は一度も考えた事がない。ケガさえなければ今アーセナルでプレーできてたはずだっていつも思うんだ。僕はアーセナルを愛しているし、とにかくそこでプレーしたい。もしアーセン・ヴェンゲルが僕を留めたいと思ってなかったら、3年の契約延長はしてなかった。僕はアーセナルに7年いるし、そこでキャリアを全うできたらすごくハッピーだよ。」

「いつもそうなんだけど、自分がクラブにいない時はみんな壊れて、チャンスがあったかもしれないって思うんだ。でもクラブにいる時は誰もケガをしないからチャンスをもらえない。」

「(ウェストハムについて)納得いかない事がいくつかあるね。8月にウェストハムにローン移籍して、一週間後にアラン・パーデュー監督から僕を完全移籍させたいと言われた。その後実際には彼は僕を使わなかった。もしストライカーは何人かいるし彼らがよくやってるからお前の出番はないよって言ってくれてたら僕は行かなかった。どんなリスクだって冒したくないからね。一年を無駄にはしたくないんだ。あそこでは何かが間違ってたしおかしかった。何でサインしといて6ヶ月もプレーさせないんだ?ってね。」

「(レアル戦について)本当にアーセナルが勝つ事を祈ってる。今はいい時期にないけど、何かいい事が起こるように本当に願ってるんだ。」

たった2試合出られなかっただけでセルティックを出た時はおいおいと思いましたけど、ハマーズでここまで使ってもらえないとそりゃ怒りますよね。ってかアーセナルは何も言わなかったんだろうか。何で使わないんだよと。若手の育成目的でローンに出す時はよくあるじゃないですか、ちゃんと使ってねっていうのが。それやんないとクラブ間の関係がちょっと悪化するような気もするんですが。もうあそこには二度と出さねぇぞみたいな。まあウェストハム的にはあんまり困らないのかもしれませんけどね。

しかしクレールフォンテーヌでアンリやアネルカに並ぶ逸材と言われながら未だに頭角を現せないでいるアリアディエール。ちょっと出番がないとすぐに見切りをつけて出て行ってしまうイングランド人と違い、ずっとアーセナルで成功したがっているだけに是非成長して戻ってきてもらいたいんですけどね。もし彼が本当にアンリやアネルカと並ぶ存在なら、間違いなくポスト・アンリの座は彼なわけですし。

ベルカンプはやっぱりメンバーに含まれず・・・ 

現在野獣と化したヴィンセント(フランス語風に読むとヴァンサンですな)でみんなの大好きなシェルクたんをボコボコにしておいてわざとやられ、金を稼いでます。どっちかっていうと年上好きで子供には興味がない僕には何の罪の意識もありませんが、何か?しかし15万くらい貯めたところで間違って殺してしまい、また最初からやり直しになったのはキツイですな・・・。あのデクノボウが金にならないからいけないんだ、全くクライファートみたいなやつだぜ。

Arsène Wenger names 18-man squad to face Real Madrid

とどうでもいい話は置いておいて、レアル戦のメンバー18人が発表されました。行ってもいいよと言っていたデニス・ベルカンプの名前はそこにはなく、欠場濃厚とされていたレジェスの名前が入っています。

レーマン
ディアビー
ピレス
リュングベリ
フレブ
アンリ
ファブレガス
フラミニ
ソング
ジウベルト
センデロス
アルムニア
エブエ
トゥーレ
ラーション
ウォルコット
ジュルー

ルポリの名前もありません。どっちにしろルポリやウォルコットをスタメンで使う事はないと言ってましたが、こうなると誰が先発するのかちょっと予想ができません。しかしベルカンプを使わないとは、何を考えてるんだヴェンゲルめ・・・。

ベルカンプ、レアル戦に出場の可能性 

Bergkamp ready for Real encounter

先日明日に迫ったレアル戦に向けて、復帰する選手は一人もいないとお伝えしましたが、ベルカンプのふくらはぎのケガはもう治っているようです。ヴェンゲルがああ言ったのは、アウェーにベルカンプは連れていけないからという事でしょう。しかしベルカンプ本人はマドリーまで行く意思を見せています。

「行く用意はできてるよ。後はボス次第だね。どんなゲームでも出れたらただハッピーだ、でもヨーロッパでのゲームについては語れないね。何せホームでもロクに出てないわけだから。」

「ベルナベウでゴールを奪う事は重要だ。得点できればハイベリーでの試合に向けて大きなチャンスになる。それができれば、突破に向けてとても大きなチャンスを得る事になるからね。」

ベルカンプが使えるのなら使うべきでしょう。どちらにしても今シーズンはあまり出番がないので、この試合の後のコンディションを考慮する必要もあまりないですし、リーグ戦にはアデバヨールが使えますからね。でも行くならやっぱりベルカンプベンツの登場なんだろうか・・・。船だと遠回りな気がするし。

レジェス、レアル戦欠場が濃厚 

Reyes has 'very small chance' of returning for Madrid

先日のボルトン戦でファイェの悪質なタックルにより重度の打撲を負ったレジェス、残念ながらスペインへの凱旋は叶わなさそうです。ヴェンゲルいわく、レジェスがレアル戦に間に合う可能性はとても低いとの事。それとアデバヨールはチャンピオンズリーグには出場できません。モナコが予備予選を戦ったためですが、ディアビーがいたオセールってUEFAカップ出てましたっけ?冬の移籍で獲得した選手については、一人だけ出場可能にできるんですが、アデバヨールが出られないという事はディアビーを選んだって事になるはずなんですが・・・。

ちなみに負傷者は誰も戻ってきません。クリシーはまだ早すぎるでしょうし、ギルバートもなかなか戻ってきません。ウォルコットは復帰してますが、チャンピオンズリーグの決勝トーナメント、しかもアウェーでデビューとはちょっと考えられません。でもフォワードいないぞ、まさか4-5-1?クインシーの離脱が何気に痛いですね・・・。

てわけで予想スタメン。

レーマン
エブエ
トゥーレ
センデロス
フラミニ
リュングベリ
ジウベルト
セスク
フレブ
ピレス
アンリ

個人的には
センデロス→ジュルー
セスク→ディアビー
ピレス→ルポリ
にして欲しいですね。ルポリだとちょっと不安ですけど、4-5-1はやめて欲しい。


Internationals: Djourou earns first senior call-up

ジュルーが遂にA代表入りを果たしました!まあセンデロス&ミュラーの牙城は堅いでしょうけど、代表でもがんばってくれれば心強いです。少なくともアーセナルではセンデロスよりいいと思うんだけどなぁ・・・。他にA代表に呼ばれてるのはジウベルト(ブラジル)、フレブ(ベラルーシ)、プーム(エストニア)の3人。リュングベリ(スウェーデン)、アンリ、ピレス(共にフランス)、ファン・ペルシ(オランダ)、レーマン(ドイツ)は暫定招集。ピレスは今回呼ばれなかったらもう苦しいでしょうね・・・。それとファン・ペルシはケガの具合にもよるでしょう。他の3人は確定でいいと思います。ケガしない限り。

それとU-21にフラミニとディアビー(共にフランス)、ストークス(アイルランド)、U-19にウォルコットとギルバート(共にイングランド)、U-17にトラオレ(フランス)が招集されてます。まあフラミニとディアビーは仮ですけどね。少なくともフラミニは確定でしょう。


Gunners capture Cannes ace

カンヌの16歳、カール・パリシオを獲得するようです。パリシオはプロ契約を結んでいないためフリートランスファー扱いだそうですが、フラミニ獲得時の教訓からか、カンヌにいくらか払うとの事です。まだどんな選手かどころかポジションすらわからないんですけど。

カンヌは育成機関に定評があるようで、過去にジダン、ミクー、ヴィエラ(そういやそうでしたねぇ)らを排出しています。クリシーもカンヌから来た選手ですね。ヴェンゲルのフレンチコネクションは、特にこのカンヌに大きなものを持っているのかも?


Freddie hits back at snipers

リュングベリが先日の「自分達はプレーする事を恐れていたのかもしれない」というコメントに関して、そんな事は言ってねぇ!と主張してます。でもあれ、オフィシャルに掲載されてたんですけど・・・。ともかくフレディはそんな報道がされている事に驚き、自分からSky Sportsにコンタクトしてきたそうです。

「俺達は絶対に恐れてなんかいない、あの報道じゃ前後の文脈が抜け落ちてるじゃねぇか。とにかくその事だけはっきりさせときたかったんだ。俺達はリヴァプール戦のプレーについて語ってたわけで、アンフィールドでやるのは難しい事だし、たくさんのロングボールが使われたって事だ。俺達はよくやったと思うし引き分けが妥当だと思うんだが、運の悪い事に前後の文脈が省かれて俺達は恐れをなしてたって俺が言ったように言われてしまっていた。俺はそんな事言ってないし、マドリーでの試合を楽しみにしてるんだ。俺達が恐れをなしていたとは思わない、これはファンに対してはっきりさせときたいし、残りのシーズンを楽しみにしてるよ。」

「リヴァプール戦はまあでかい試合だった、俺達は突っ込んでいったわけだし、引き分けが妥当だったと思う。でも相手が残り3分で得点した。たまにこういう事は起こるが、失望的だな。」

「俺達にはチャンピオンズリーグがある、正直言って現実的に獲れる唯一のタイトルだ。そのために全力を尽くすし、もちろん恐れてなんかいないさ。」

「(レアルと対戦する事になったのは)いいチャンスだと思う。レアルはテクニカルな戦いをしてくるチームだから、俺達には合うんじゃないかな。楽しみだね。いい結果が得られるといいけどな。」

「チャンピオンズリーグ出場権確保に向けて戦い続けていく。他のチームがポイントを落として、追いつける事を祈るよ。シーズン終了を待たないとな。」


Cesc: No Henry guarantees

またセスクのアンリの残留について確信はないというコメントが出ていますが、オフィシャルでこれを否定しています。まあそれは後ほど。

「アンリはいつもクラブのシャツを着ている選手だってイメージがある。ティエリはアーセナルのお守りだし、ヴィエラがそうだったようにいくつものシーズンでそうだった。彼は僕らのキャプテンだし、それを誇りに思ってる。彼が出て行くのか来シーズンも残るのかは僕に言える事じゃない、決断を下すのは彼だ。」

「アーセナルは工事中なんだ。キャプテンでありリーダーだったヴィエラがいなくなった事もあるし、ハイベリーでのラストシーズンって事もある。それにアーセン・ヴェンゲルはチームを主に若い選手で作っていく事を決めた。それは僕達にとってはとても有益だったんだ、それぞれの試合に出て行っていいプレーをするって覚悟ができたからね。10日前バーミンガムと戦った時、実質僕らは22歳以下のチームだった。それでも0-2で勝ったわけだし、素晴らしいチームスピリットがあれば経験不足も補えるって事だよ。」

「エシアンはハードなプレーヤーだけど、一番ってわけじゃないね。ロイ・キーンなら簡単に一等賞だよ。」


Fabregas - We're so proud to have Thierry as our captain

で今日、オフィシャルで以下のような声明を出してます。

「今日の新聞に掲載されていた事について言明すると、僕が強調しておきたいのは、ティエリ・アンリがバルセロナに移籍したら"見物"だとか"傑作"だなんて事は一切言っていない。ティエリは僕らのリーダーであり、僕らは彼がアーセナルのキャプテンである事を本当に誇りに思っている。ワールドクラスの選手であるという事、そして人間としての質から僕らはみんな彼に残ってもらいたいと思っている。僕は来る何年もの間に於いて彼とプレーを続けられる事を願っている。」

この上の記事はスペインのスポルト紙(ガセばっか)に掲載されたものだそうですが、それに対してのカウンターアーギュメントではなさそうですね。一体どんな記事なんだろう。


ここからはリザーブやユースチームで活躍する二人の若手選手のインタビューを掲載。

Mannone - How I caught Arsenal's eye

まずは今シーズンアタランタからやって来て、プレシーズンマッチではマーク・ハワードと交替でゴールマウスを守ったイタリアの若き守護神、ヴィト・マノーネ。実は彼がアーセナルにやってきた背景には、同じイタリア人のルポリの存在がありました。以下Mo Kahn氏の記事の翻訳を掲載します。

"適切な時に、適切なポジションにいる"というのは、ゴール前で巧みな技を駆使しボールを引きつけ、素晴らしいプレーをしたストライカーの事を表現する際によく用いられる言葉だ。しかしヴィト・マノーネにとって、それは全く新しい意味を持つ。アーセナルがどういう経緯で彼に注目する事になったのかを語ってくれた。

「あれは多分2年前だ。アタランタとパルマとのゲームで、僕はルポリと対戦した。彼ら(アーセナルのスカウト)はルポリを見にそこへ来ていたんだけど、僕の事も見てくれたんだ。そんなわけで2004年の12月にアーセナルと話をした時、僕はラッキーだと思ったよ。」

夏にアタランタからやって来た17歳のマノーネは、合流してすぐにいくつかのプレシーズンフレンドリーをアーセン・ヴェンゲルのチームで戦った。今週行われたArsenal.comのインタビューでは、その長身のティーンエイジャーは、ノースロンドンのクラブに所属している事への嬉しさを隠せなかった。

「素晴らしいクラブだと思うよ。だってプロになれるんだし、ここにいればとてもいいキーパーになれる気がするんだ。とにかく前へ進み続けて、クラブでの僕のポジションを見つけないとね。」

またマノーネは、年上のチームメイト達による指導についても語ってくれた。

「プレシーズンに(ファーストチームでのトレーニングを)始めたんだけど、アンリやベルカンプ、レジェスといった選手達と対戦するのは最高だったね。トレーニングで彼らはたくさんのアドバイスをくれたんだ。彼らの言った事を全部頭に叩き込もうとがんばってるんだよ。」

いや?いいですね、この真面目な態度。言葉や文化の問題については触れられてませんが、ルポリが英語ペラペラだし大丈夫じゃないかと思われます。しばらくはベテランキーパーで凌いで、数年後にこういった若いキーパーに任せるのもいいかもしれません。

ところで、スウェーデンの15歳のキーパー(名前忘れた)はどうしたんでしょうね。トライアルで好印象だったというのは伝わってきてたんですが・・・。


Teenager Efrem learns from the stars

お次はキプロスのアタッキングミッドフィールダー、ギオルゴス・エフレン。若干16歳ですが、最近はリザーブでの出番も多い感じですね。以下同じくMo Khan氏の記事。

ギオルゴス・エフレンはアーセン・ヴェンゲルの元、アーセナルが世界中に敷く素晴らしいスカウティングネットワークの歩き、そして話をする証と言える。

16歳のキプロスユース代表は、昨シーズンの終わりに2年のスカラシップ契約を結び、ガナーズでの2年目のシーズンを過ごしているところだ。エフレンはその代表の場で目に留められ、ノースロンドンへの移籍が実現した。彼は人生が変わる事はほとんどなかったかもしれないと認めている。

「僕はキプロスにいて、ナショナルマッチでプレーしている時にスカウトの目に留まった。それでトライアルを受ける事になったんだ。去年の始めに来て学生として1年契約にサインした。その年の終わりには奨学生としてもう2年の契約をしないかと言われたんだ。」

この右サイドミッドフィールダーは、アーセナルの年上のスター達がどれだけ彼のキャリアに影響を及ぼしたかを語った最も最近の若手ガナーだ。

「選手達は励ましてくれるし、コーチや設備は本当にとてもいいよ。彼らはフットボールキャリアに備える手助けをしてくれる。」

「多くの選手がチャンピオンズリーグでいない時、残った選手と1度か2度ファーストチームの選手と一緒にトレーニングしたんだ。セスク・ファブレガスとか、ロビン・ファン・ペルシと一緒にね。」

「励ましになるし、そうした選手を相手にした時、自分は充分やれていると思い始める。自信にもなるしね。」

エフレンはU-18、そしてニール・バンフィールドの指揮するリザーブチームの両方で感銘を与えている。加えてシーズン序盤に行われたクリスタルパレスとの試合では得点を決め、PKも獲得している。

ではエフレンの将来の目標は何だろう?多くの同僚達のように、彼の差し当たっての計画は、プロ契約を勝ち取る事だ。「来年はここでプロになりたいと思ってるんだ。」と語っている。

「ここが本当に気に入っているし何とかやっていけるようであれば、ファーストチームに入っていいプレーをする事が目標になるね。」

クレッグが抜けてしまって、有望そうなアタッキングミッドフィールダーがあまりいなくなってたんですが、このエフレンは期待できるかも。キプロスっていうマイナーさも何か惹かれますしね(キプロスの方ごめんなさい)。

リヴァプール戦 マッチリポート 

リヴァプール 1-0 アーセナル

バークレーズプレミアシップ
アンフィールド
2006年2月14日(火)
キックオフ:午後8時

主審:グレアム・ポール
入場者数:44065人


リヴァプール   1
   ルイス・ガルシア 87分
アーセナル   0


 ARSENAL
   レーマン
   エブエ
   トゥーレ
   センデロス
   フラミニ
   リュングベリ
   ファブレガス
   ジウベルト
   ピレス→フレブ(79分)
   アデバヨール
   アンリ
 SUBS NOT USED
   アルムニア
   ディアビー
   ラーション
   ジュルー

 LIVERPOOL
   デュデク
   フィナン
   ヒーピア
   キャラガー
   リーセ
   ジェラード
   アロンソ→ハマン(72分)
   シッソコ→ルイス・ガルシア(84分)
   キューウェル
   ファウラー→ジブリル・シセ(80分)
   モリエンテス
 SUBS NOT USED
   カーソン
   トラオレ



あ?腹立つ!こうも最悪なパフォーマンス見せられちゃファンとしてはやってられないっす。主審のグレアム・ポールがクソだったとか、もうそういう次元にはなかったです。それもセンデロスを除くディフェンス陣とレーマンががんばってたのに、攻撃陣はゴールを奪うどころかまともにパスすら回せず、最後の最後にあんな形で失点して負けるとは・・・。

今回は4節延期分、今シーズンリヴァプールと当たるのは初めてですね。やつらが生半可な力でCL優勝し、スーパーカップなんて出やがるからとばっちりが・・・。全く迷惑なクラブです。

しかし試合は90分通してほとんどがリヴァプールペース。それならカウンターで2、3チャンスを作れてもいいだろうと思うんですが、全然その気配すら無し。これはシッソコを始めとするレッズの中盤の守備が良かった事もあるんですが、アデバヨール辺りが中盤でパスを受けても前に大抵2枚相手の中盤の選手がいる、という事はリヴァプールはそれほど攻撃に人数をかけてないって事なんですよね。大体そこで前を向けたとしても前に走る人がいないし。ええ、アンリがクソでした。ピレスもクソでした。お陰でこちらの左サイドは機能せず、大抵中央からアデバヨールが無理矢理突破するか、リヴァプールにならってワイドに展開しようとすれば右サイドのリュングベリしかまともな奴はおらず。しかも後ろのエブエは守備に追われてそうそうサポートに行けない。何とか持ち上がっても中はほぼアデバヨール一枚。こんなんで点が取れるかってんだバカ野郎!

相手キーパーはレイナがサスペンションのため出番をもらったデュデク(関係ないけど、レイナがレッドをもらった試合後のベニテスのコメント、「お見舞いに行かなくちゃな。だってロッベンは3週間入院するんだろ?」てのはワラタ)。しかし全くと言っていいほど脅かせませんでした。まあ主な原因はあまりにも中盤が悪すぎるからでしょう。

大体前に相手ディフェンダーがいるのに足元にパス要求してどうすんでしょうねアンリは。そっから三人抜くってか。一人とてロクに抜けないクセに。でもまあそれは良しとしましょう。アンリだって人間、コンディションが悪い時は当然あります。僕が腹が立つのは、アンリを始めとしてアーセナルの選手達の運動量の少なさ。前に相手が三人いるなんて、スペースに走りたくないという怠慢にしか思えないんですが?アデバヨールがPA手前で前を向いても反応が悪い、というかない。「へんじがない。ただのしかばねのようだ。」ってな感じですよ全く。アデバヨールとリュングベリは良く動いてましたけど、中盤の他3名は何をやってるんだ?まあジウベルトは攻撃苦手だから良しとしましょう。ポジショニングが微妙なセスクのお守りもしなきゃいけませんし。ピレス。いくらボールが来ないからってCMFと同じラインまで下がってきておいて、そこからバックパスばっかじゃ何にもできやしませんて。セスク。いい加減自陣に引き籠もってばっかいないでたまには思いっきり縦に走ってミドルの一本でも撃ってきなさい。シーズンの開始が早く過密日程で明らかにこちらよりフィジカル面で厳しいリヴァプール相手に、運動量で圧倒できなくてどうするんですか。

運動量が少ないという事は必然的にパスコースが減る事になります。まあこれでせめて要所要所でダイレクトパスで回せればまだマシだったんでしょうけど、相変わらず一人の持ってる時間が長いです。で無理して取られると。何とか相手PA付近まで運んでも後ろからの押し上げが足りないんで結局出しどころがないんですよね。

先程リヴァプールはそれほど攻撃に人数をかけていないと言いました。まあ縦へのロングボールを多用し出した後半は別ですが(しかし時間の経過と共につっまらん試合になりましたね)、前半は大抵キューウェルやジェラードがサイドを突破、もしくは早い段階でクロスを上げ、リフレクションを中盤の選手が拾うという形が多かったです。つまり基本攻撃はサイドハーフ任せ、そのサポートは2トップと後ろのサイドバックにやらせて、CMFの2人はやや低めにポジショニングします。そしてクロスが入る頃にやや押し上げ、こぼれ球を拾って再度裏へ、というパターンを多用していました。このこぼれ球をなかなか拾えなかったのがまず決定的なポゼッションの違いを生み出しました。この辺りジウベルトはうまいはずなんですが、いかんせんセスクが・・・。これもまあリズムとかはあるんでしょうけど、基本的には運動量で負けている証拠です。相手はジェラードは時間の経過と共に消え、アロンソはロクにパスをつなげられず、キューウェルは動きはいいけどキックがアチャ?な感じで全く状態はいいとは言えませんでした。それでもあれだけ攻められまくったのは、それだけこちらが悪かったという事でしょう。

それでも疲労困憊のリヴァプール、75分過ぎから足が止まりだして、中盤でもパスが回せるようになりました。ここぞとばかりにフレブを送り出してきたヴェンゲルですが、どうも最後が形にならない。そうこうしているうちにハマン&ルイス・ガルシアにやられてしまいました。こうなるといくら疲れていると言っても相手からペースを取り戻す事はできません。キープされまくって時間を稼がれ、あっけなくジ・エンド。単に消化試合数が1増えただけで終わりました。

結局前の試合からの流れを壊したくないというヴェンゲルの意図が裏目に出まくってるわけですね。まあアンリとピレスが役立たずだったのは結果的にしょうがないし、セスクが機能しなかったのも結果論ではあります。レジェス、ベルカンプ、ファン・ペルシを欠いている以上攻撃に関してはフレブを入れる以外に打つ手もありませんでしたし。ただねぇ、ボルトン戦でイマイチだったからといってどうしてディアビーを途中からでも使わなかったのか、それが全く解せません。守備面で不安は残るものの、強靱なフィジカルと柔軟性で何だかんだで前へ抜けてくるディアビーが入っていたらリヴァプールは嫌だったと思うんですよね。少なくとも中盤のプレッシャーが激しい局面ではセスクは役立たず、それが証明された格好です。まあまだ18歳なんでそこまで責める気はないですけど。

フォーメーションは基本ボルトン戦の後半から継続。ただトゥーレとエブエが戻ってきて、早速スタメンに名を連ねました。伴ってリュングベリが再びRMFに。アデバヨールは3試合連続スタメンなんですが、気が付くと今他にフォワードがいない・・・。

          レーマン
       トゥーレ  センデロス
エブエ                フラミニ
       セスク   ジウベルト
リュングベリ             ピレス
    
     アデバヨール   アンリ

後半ピレスに替えてフレブを投入、そのまま左サイドへ。まあ妥当な判断だったと思います。

          レーマン
       トゥーレ  センデロス
エブエ               フラミニ
       セスク   ジウベルト
リュングベリ            フレブ
    
     アデバヨール   アンリ

レーティング。もうどうしていいやら・・・。


レーマン 7.0
PKセーブを含め好セーブ連発で何度もチームの危機を救ってましたが、ルイス・ガルシアのシュートだけは止められなかった・・・。まあ何度かキックミスがあってそれで減点してますが、今回レーマンはふがいないチームを怒っていいと思います。っつか誰かウェブとポールを纏めて縛り上げてテムズ河に流してくれ。そういやアーセナルでCKの時上がってきたのって初めてじゃないでしょうか?少なくとも僕は記憶にないんですが。

エブエ 6.5
守備はかなり良かったです。キューウェルの野郎全く抜けないでやがるよって嘲笑すらさせてくれました。ただですねぇ、スローインが、ヘタクソとかそういうレベルでは・・・。あとPKは可哀想でしたね。あれは全くPKじゃありません。アフリカネーションズカップでもあんまり判定に恵まれてなかった気がするんですが、ちょっと最近運がないか・・・?攻撃参加がほとんどできてませんでしたが、ああ守備に追われちゃ無理があります。前がもっとしっかりしてくれないと。

トゥーレ 6.5
いや?さすがですね。やっぱりこの人が戻ってくると違います。危ないシーンを作られたのは大抵センデロスからでした。早い時間帯のCK、あれが決まっていれば・・・。

センデロス 4.5
不安定もいいとこですね。絶対ジュルーを使うべきです。まあCBいないんで潰れてもらっちゃ困るんですが、このまま使っててもチームに悪影響を与えるだけです。フラミニの方がまだ賢い守備してますよ。

フラミニ 6.0
全体的に良かったんですけどねぇ、失点シーンは何をあんなにボーッとしてたのか、今でも謎です・・・。カバーリングはうまいんですけど、ちょっと集中を欠いてる時があるな。攻撃面では一本いいロングボールがありました。なかなか上がれなかったのは、まあ前の二人があれじゃあね・・・。

リュングベリ 6.5
アデバヨールと共に奮闘してましたけど、周りがついてこないのでどうしようもないといった感じで。後ろも上がって来れないので、下手に中にも入っていけないし、イライラが表に出てました。

ファブレガス 5.0
何とかパスで作ろう作ろうって意思は見えるんです。でも時には思い切って前に出ないと。こういうゲームではもう相方のジウベルトと心中するぐらいの勢いで。攻撃でも守備でもほとんどいいとこなく、当面はディアビーで行った方が良さそうです。

ジウベルト 5.5
守備ではまあまあ。最近熱くなる事が多い事からも気持ちが入っているのは伝わってきます。ただいかんせん攻撃のスキルに劣るだけに、相方がちゃんとしてくれないと目も当てられない事に・・・。しかもリヴァプールはサイド攻撃が中心、ちょっと仕事をし辛い状況でしたね。

ピレス 4.5
ボルトン戦から一転、お前は何のためにピッチに立ってるんだと言いたくなるぐらいのひどさ。ただボルトン戦もパスの精度はイマイチだったんで、こういう結果は必然だったかもしれません。いっその事もっと前に置いて、お前はシュートだけ撃ってろって言った方が良かったのかも。ボルトン戦はシュートはやたら神懸かってたんで。

アデバヨール 6.5
前の方で積極的に動いて何とか状況を打開しようと奮闘してましたが、サポートが無さ過ぎてどうしようも。一つ相手の裏を取った時は残念ながらオフサイドの判定。ヴェンゲルはオンサイドって言ってますが、正直あれはすごく微妙でした。まあオンサイドっちゃオンサイドだし、オフサイドっちゃオフサイドかな、ぐらいの。ただこのゲームで一つ致命的な欠点が露呈した事も事実ですね。それはダイレクトパスがことごとく浮く。そのせいで受けてがトラップに手間取り、結果的に攻撃をスローダウンさせてしまう事になってました。ここは大いに改善の余地ありですね。

アンリ 4.5
それでも何本かシュートは撃ちましたが、はっきり言ってどうしようもない出来です。前にいる時は動かないからスルーパスも出せない、後ろにいる時は味方が前を向いても当然そこにいない、と何をやってもダメダメ・・・というかあんまり仕事してませんでしたね。ボルトン戦の時のような意気込みがまるで感じられず、わずか三日でどうしてああも変わるんだと首をひねるしかありません。

フレブ 5.0
ようやくチームが前に出れだした時に入ったんですが、その後失点してしまって仕事を奪われた感じです。そういう意味ではかなり可哀想でしたね。次のレアル戦、もしレジェスが間に合わない、もしくはピレスかリュングベリのどちらかが出られないなんて時はスタメンで使ってみるのも手かもしれません。


今週末はFAカップウィーク、って事で試合がありません。でも火曜日にチャンピオンズリーグが再開するため、ちょうど一週間後に試合がある事になります。まあアウェーに乗り込んでレアル・マドリーと戦うわけですけど、レアルは本当に調子上げてますからね。ただやっぱり国王杯は敗れたんで、ここで例年通り落ち込んでくれると助かるんですが。まあ粕谷が言ってたような撃ち合いにはならないと予想してます。一方的にやられるかどちらも決定打を欠いた今回のような展開になるかのどちらかでしょう。ちょっと快勝はできないと思います。今回はお互いがずるずると攻めあぐねる中結果的に負けてしまったわけですが、次は逆に堪え忍んだ末に勝利を目指したいところです。


Ljungberg left 'devastated' by Liverpool late show

ヴェンゲルのコメントはスルーして、今回のレッズ戦に対するフレディのコメントを。

「あの時(多分以前ロスタイムにメラーにゴールを決められて負けた時の事)は途方に暮れたし、今も途方に暮れてるよ。ポイントを必要としている両者の戦いとしては、世界で一番美しいゲームにはならなかったな。87分にやられてがっくりしている。辛いよ。」

「今までリヴァプールとの試合は難しいって解っちゃいたけど、勝つためにここに来てたんだ。ここではいつも大変だよ。2、3年前を思い起こしても俺らはここで問題を抱えてた。結局本題は俺達はミスをし、奴らはゴールを決めたって事だ。それが最悪に響いたね。」

「奴らは俺達に対してフィジカルな戦いを挑んできて、ロングボールを多用してた。俺達はボールを地に降ろさなきゃならなかったんだ。もしかするとあの時俺達はボールを持つ事を恐れていたのかもしれない、それで同じようにロングボールを蹴ってしまっていた。そんなの俺達のやり方じゃないし、俺達の強さではない。」

「(アウェーでの7敗について)全く多すぎる。残りのアウェーゲームを見る気はないが、リヴァプールはアウェーではダメだったな。でもアンフィールドでの戦いは常に難しい。最終的には両者1ポイントが相応しいと思うけどな。これでリヴァプールとの差は10ポイント、大変な事だ。でも奴らとも、それからトットナムともまだホームゲームを残してる。多分差を縮められると思うんだけどな。」

ボルトン戦 マッチリポート2 

アーセナル 1-1 ボルトン

バークレーズプレミアシップ
アーセナルスタジアム、ハイベリー
2006年2月11日(土)
キックオフ:午後3時

主審:ハワード・ウェブ
入場者数:38193人


アーセナル   1
   ジウベルト 93分
ボルトン・ワンダラーズ   1
   ノーラン 11分


 ARSENAL
   レーマン
   フラミニ
   センデロス
   ジュルー
   ラーション→ベルカンプ(73分)
   ファブレガス
   ジウベルト
   ディアビー→リュングベリ(45分)
   レジェス→ピレス(32分)
   アデバヨール
   アンリ
 SUBS NOT USED
   アルムニア
   ソング

 BOLTON
   ヤースケライネン
   ノーラン
   エンゴティ
   ステリオス→オコチャ(90分)
   ガードナー
   ケヴィン・デイヴィス
   中田
   ジャンセン→ファズ・チ(73分)
   オブライエン
   ファイェ→ハント(76分)
   ベン・ハイム
 SUBS NOT USED
   ウォーカー
   ボルヘッティ



マクラーレン(スティーヴではない)の新カラーリングを見た時、思わず絶句してしまいました。確かに綺麗なんですけど、あれが実際のコースを走り、しかもレースをするとなるとちょっと背筋が凍る感じです。それでもヒカリモノ好きな僕は、あのカラーリングを再現したカーモデルが発売されたら買ってしまうかも・・・。

さて、本題に入りましょうか。今回は痛い引き分け、と言えるでしょうね。先制されて追いつけたのはまあいいんですけど。大抵先制されると負けるからなぁ・・・。ともあれチャンピオンズリーグ出場圏内を目指す両チームにとっては痛み分け、マンUとリヴァプールは勝ちましたけどスパーズは引き分け、ウィガンは敗れてるので最悪ではありませんかね。

でこの試合で改めて確認したんですが、僕はやっぱりボルトンが嫌いです。苦手というのはあるんですが、荒いし汚いしツマンネ。一度終わったとされる選手が再生されていく様を見るのは面白いんですけどね、やっぱこれだけつまらんサッカーされるとなぁ・・・。でもやっぱり中田はもう一年見たいです。ボルトンじゃなくてもいい(というかむしろ他のチームにしてくれ)から、もう一年プレミアでやって欲しい。ウィガンとかボロがいいかな。つまらんチームじゃなければどこでもいいです。

まあこのゲームもやっぱり荒れたわけですが、全ての元凶はファイェ。あれは一発レッド。あそこでレッド出さないし、その後火が付いたアーセナルの選手にも的確にイエロー出さなかったせいであんな風になっちゃったわけですね、ハイ。もっと何とかならんかったのかウェブよ。まあボルトンとしちゃファイェは退場になんないし堂々とフィジカルゲームに持っていけてラッキーだったんでしょうけど。こっちはピレスやフラミニですら熱くなってたからな?。

そんな事もあり前半は相手のフィジカルゲームに付き合ってしまいあまりいいとこなし。しかしある程度落ち着いた後半は相手が早くても引き出した事もあり、ほとんどワンサイドゲーム。ピレスやジウベルト、ベルカンプらがいいシュートを放ちますが、それらをことごとく阻止したのがユシ・ヤースケライネン。西岡さんも思わず欲しいと本音が出てしまう程の活躍で、ゴールを許しません。本当に欲しいです。他にもベルカンプのロングボールにアデバヨールが合わせられなかったり、ルーズボールにピレスが走り込んでいるのにベルカンプが触ってしまって合わなかったりと残念なシーンも結構ありましたが、ロスタイムにセスクのアーリークロスにジウベルトが執念のボレーで同点。その後もアンリのヘディングがヤースケライネンの頭上を越え枠に飛びますが、これはガードナーがクリア。結局引き分けに終わってしまいました。キーパーがヤースケライネンでなかったら数点入って余裕の勝ちだったと思うんですが・・・。

それに先制点を決めたノーランはものすごくうまかったです。適当に撃ったと思いますけど(笑)あと中田も結構良かったですね。残念なのがやはり粕谷も言ってた通り、チームに合わない。やっぱり彼はもっとパスで組み立てるチームに行くべきですね。経験もあるし、アーセナルにどうですか?

フォーメーション。スタメンは前回のバーミンガム戦と全く一緒です。

         レーマン
      ジュルー  センデロス
フラミニ             ラーション
     ジウベルト  ディアビー
 セスク             レジェス
    
    アデバヨール   アンリ

レジェスがファイェの悪質なタックルで壊され、ピレスと交替。これにより縦に強い選手がいなくなってしまったので、ハーフタイムにはディアビーを下げてリュングベリ。さらに後半にはラーションを下げてベルカンプを入れてきました。ベテラン総動員です。ピレスはそのまま左に入りました。リュングベリは右に入り、セスクが中央へ。ベルカンプが入った時にはフラミニがレフトバックに回され、フレディがライトバック。ベルカンプは右サイドに入りました。

          レーマン
       ジュルー  センデロス
リュングベリ            フラミニ
       セスク   ジウベルト
ベルカンプ             ピレス
    
     アデバヨール   アンリ

まあ実際はベルカンプが右ウイングでアデバヨール真ん中、アンリが左の3トップみたいな形でしたけどね。右サイドはフレディがんばれみたいな形で。ただフレディにライトバックやらせてまで4バックに拘らなくていいと思うんですよね。3-4-3にした方が良かったんじゃないかなぁと。

そうそう、くどいってぐらいに粕谷が主張してた2バック。実はあれ、ウイイレだと機能します(笑)8で昨シーズンのデータでやってた時の話ですが、エル・クラシコをやるとレアルはどうしてもバルサに勝てないんです。大抵何点も入れられて大敗します。友人とチームを入れ替えてやってもそうでした。そこで友人がやり出したのが、2-3-5。まあウイイレはフォワードは4人までしか置けないので、実際は2-5-3なんですけど、サイドの二人を可能な限り高くしてほとんど2-3-5というフォーメーションでやってました。するとどうでしょう、両チームの実力が拮抗し出したんです。しかも守備のスペシャリストを入れたら面白くないと言って、センターバックはパヴォンとラウル・ブラヴォ、DMFはグティとベッカム(グラヴェセンが入ってからはよく使ってましたけど)。これであれだけ開いていた実力差が一気に縮まったから驚きです。

ただこれ、一つ絶対的な条件があります。それはキーパーが超一流である事。2バック、しかも何故かどっちか一方が妙に上がってたり、もしくは自陣を出てたりしてオフサイドが取れなかったりする事が多く、必然的にキーパーと一対一になる状況が増えます。ここで何度もスーパーセーブを見せるのがカシージャスだったりするんですよ(一時期サムエルとかやってましたけど)。守り方の基本はオフサイドを狙うかドリブルしている選手と併走してサイドに追いやる(抜かれたら終わりですが)。後はキーパー任せ。・・・う?ん、現実じゃ絶対機能しないですね。ちなみにこれ、パヴォンがよくやらかします。何をやらかすかって、自軍ゴールに弾丸シュートをぶち込んでくれます(笑)

実際問題、アーセナルが現実でこれをやるとなると、守備だけでなく攻撃面でも色々と弊害が出てくると思うんですよね。前に人が集まりすぎるせいでスペースがなく、運動量が落ちてパスが回らなくなります。アンリやフレブといったドリブラーには味方が邪魔になりますし。っつーわけで2バックなんてありえません。でも3バックはやってもいいと思います。何でああ4-4-2に拘るんだろうか・・・。

ではレーティングを。


レーマン 6.0
まあパンチングがあまり飛ばせなかった以外はまずまずですね。確かに余計なプレーも相変わらずあったんですが、特別パフォーマンスに影響を及ぼすようなものじゃないし。でもやっぱヤースケライネン欲しいな。

フラミニ 6.5
ちょっと両脚タックルはいただけないですけど、後半は落ち着いてよくやってました。どうしてもラーションに比べるとテクニック面で見劣りしてしまうんですが、その辺りは運動量とポジショニングでカバーといったところですね。心なしか右より左の方が安定していたような・・・。

センデロス 5.5
前半はちょっと目も当てられないようなシーンがありましたけど、後半は結構落ち着いてました。そればかりか攻撃にも参加してくるように。でもやっぱテクニックは皆無なのでキツイです(笑)

ジュルー 6.0
特に可もなく不可もなくってところですが、センデロスと違って身体能力が高い分割と安心して見てられます。やっぱり足元うまいですしね。危機察知能力もなかなか。

ラーション 6.0
慣れないポジションに苦しんでます。やっぱり守備はお世辞にもうまいとは言えませんね。しかしテクニックや視野の広さには感心させられます。CMFとしては現時点でセスクより上じゃなかろうかと思うんですが・・・。

ファブレガス 6.5
前半右サイドで出てる時はやっぱりイマイチでしたが、真ん中に来てからは活き活きしてました。もうちょっと丁寧にプレーできたらいいんですけど、ツボは心得ている感じですね。同じプレーメーカーとしてピレスともう少し役割分担ができたらいいかなとも思いますが、ゲームが終わりに近づくに従ってそれもできてました。

ジウベルト 7.0
前半は危ないパスミスがあったりして危ない感じでしたが、ダイナミックなディアビーのサポートはよくやっていたと思います。しかし本領発揮したのは後半ですね。高い位置でいい守備をしつつ積極的に攻撃に参加、とんでもないシュートも放ちました。そしてカーリングカップのドンカスター戦よろしく、ロスタイムでの同点弾!最近すごく気持ちが入ってますよね。個人的にはMOMに推したいです。

ディアビー 6.0
今回は特にいいところがなかったというか・・・マークきつかったですね。いつも3人ぐらいに囲まれてました。その分こぼれ球をジウベルトが拾えたりもしてたわけですけど、今回はちょっと損な役回りでしたね。

レジェス 6.0
前半途中に退いたレジェスはほぼ孤軍奮闘。少しパフォーマンスが落ちてる気もします。

アデバヨール 7.0
得点やそれに絡む仕事はできませんでしたが、レジェス並によく走り、守備の意識も高かったのは好印象。やはりカヌのような独特のリズムがありますし、かなり期待できるんじゃないでしょうか。

アンリ 6.5
ボルトンのペースに付き合ってしまった前半はいいところがありませんでしたが、後半は気持ちも入ってきてかなりの頻度でボルトンゴールを脅かしてました。点が取れなかったのは残念ですが、次につながる働きを見せたんじゃないかと思います。

ピレス 7.0
微妙に噛み合わない辺りまだちょっとベストコンディションではないかなといった感じですが、ここぞというところのパスやシュートの精度は素晴らしいものがありますね。しかしシュートを何本も防がれてヤースケライネンをのせてしまいました。次はスタメンで使って欲しいところ。

リュングベリ 6.5
ライトバックになってからの方がスペースができた分目立っていたような気がします。総じてあんまりいいところはなかった感じですね。

ベルカンプ 6.0
ポジションの都合上ほとんどサイドに開きっぱなしだったのが残念。時折らしさは見せてくれるんですけど、もっと真ん中で仕事をして欲しいです。


次は4節延期分のリヴァプール戦。アンフィールドです、嫌ですね・・・。リヴァプールは最近あまり調子がよろしくありませんが、全く油断はできません。ディフェンスの苦しさは全く変わりませんからね。しかしこれでようやく試合数と節の番号が合うようになる・・・。時々忘れるんですよ。まあ試合数にプラス1すればいいだけの事なんですけど(笑)


Reyes leg scan shows heavy bruising

ファイェに危険なタックルを受け負傷交替していたレジェスですが、骨折はしていないとの事です。足を打撲した程度で、足首にもダメージはないと。まあすぐには戻って来られないでしょうが、本人はレアル戦までには間に合わせたいとの事。


Toure and Eboue return for Liverpool

またアフリカネーションズカップからトゥーレとエブエが戻ってきており、リヴァプール遠征に帯同しています。かなり疲れがあるでしょうからどう使ってくるかはわかりませんが、これでディフェンスの人材不足がある程度解消されますね。

一方ベルカンプはふくらはぎを痛めてしまい離脱。トレーニングに戻ったばかりのクリシー、ギルバート、ウォルコットは出場できません。またボルトン戦を見に来ていたファン・ペルシも引き続きお休みです。

ケガの情報ではないんですが、試合後の審判に対する発言で、レーマンがFAの尋問を受けるようです。レーマンはウェブ主審がノーランに「あと5分だ、がんばれ」といった言葉をかけていた事、前回のアウェーでの主審もウェブだった事を疑問に思っています。一方で「ドイツ人としては審判の事は言えないな」という発言もしており、自国の審判の質を暗に批判もしていますね。まあレーマンが何を言ったにせよそれは正しい事ではありませんが、少なくとも僕はハワード・ウェブが尊敬を受けるに値する審判だとは思いませんので、間違っているとも思えません。もしウェブが意図的にボルトン贔屓のジャッジングをしたとしたら永久追放してもらいたいですね。


Pires thinking of European exit

まあ見出しの通りなんですけどね。1月いっぱいで決まると思われていたピレスの去就問題ですが、なぜか決まらず、今になってやっぱり一年契約のオファーが出されてるようです。当然ピレスはこれには失望しており、このままだとシーズン終了後にボスマン、という事になりそうです・・・。まあそうなれば正直アンリの引き留めは不可能でしょう。どっちにしろこのままシーズン終了前にまとまるとは思えませんし。粕谷も言ってたように冬の選手補強にはアンリも失望してるでしょうからね。ピレスにはヴァレンシアとセヴィージャ、それからローマとフィオレンティーナが興味を示していると報じられています。未だにアーセナルに残れるのが理想だとは言ってますが、ヴェンゲルが折れない限りはそうはならなさそうですね・・・。

また先日ベルカンプがヴィエラの放出を批判していましたが、ピレスも一部同意しています。

「一点に於いてはデニスに同意するよ。パトリックの移籍に関しては双方の決断に敬意を払うけど、ファンやクラブを愛する人でも穴を埋めなかった事は理解できない。」

ってわけで次々とベテラン選手から出てくる不満。まあベルカンプは引退しますし、ピレスもこのままいなくなるかもしれませんけど、ヴェンゲルもうちょっとどうにかならんかな?と。確かにネームや実績に拘らない選手補強は大事です、でもあんたは無名である事に拘ってるでしょと。そろそろヴェンゲルは潮時かな?、下手によそのクラブに行かれるぐらいなら日本代表でやって欲しいかも。まあ、後釜の問題もありますけどね。今シーズン序盤にファギーが批判されまくってた時、ヴェンゲルを含め何人かの監督や選手達が「お前らこれまでファギーが成し遂げてきた事にもっと敬意を払えよ」と言ってたんですが、それとこれとは別だと思うんですよ。今がダメ、これからも見通しが立ちそうにない、じゃ斬るしかないじゃないですか。実際ヴェンゲル自身もそうやってベテラン達を斬ってきたわけでしょ?最近でもいるじゃないですが、シーマン、キーオン、パーラー、ヴィルトール・・・今もチームにはいるけど減額一年契約提示のベルカンプやピレスもそうです。監督だからといって例外は認められないんじゃないですか?

現在チームで30歳以上のベテランはこのピレスの他ベルカンプ、キャンベル、レーマン、シガン、そしてプームの6人です。このうちベルカンプの引退はほぼ確実ですし、シガンは今度こそ放出されるかもしれません。プームはトップチームにいませんし、レーマンも今シーズンいっぱいで契約が切れます。・・・この分で行くと、最悪30過ぎの選手はキャンベル一人という状況に。まあラウレンやらジウベルトやら予備軍はいますが、それにしてもベテランが少ないです。しかも残った選手はほとんどが20歳前後という若さ。確かにその分賞味期限は長いんですけど、こうベテランがいないと彼らは誰を手本に成長すればいいんですかね?ピレスなんかはレジェスやフレブ、ファン・ペルシ、セスクらにとっては非常にいいお手本じゃないですか?獲ってきたばかりのウォルコットにしろ、アンリはこれ以上ないお手本でしょう。でもピレスを手放せばアンリも出て行くと僕は確信しています。この点についてヴェンゲルはあまりに楽観的過ぎる、というか思慮が行き届いてないですね。

で何故ピレスが出て行くのならアンリも出て行くのか。もちろん彼らは親しい友人であり、プレーにおいても気心の知れた仲だというのはあるんですが、彼らもプロですから、それだけで移籍を決断したりはしないでしょう。問題は、アンリはこれ以上経験のある選手が周りにいなくなる事に耐えられないと思うんですよね。それでなくてもベルカンプの引退が控えているわけですし。今シーズンアンリがキャプテンを任されながら個人的なプレーや言動が多いのは、やっぱり居心地の悪さを感じているという事じゃないでしょうか。今チームにいるベテランで出しても問題ないと思われるのはレーマン、シガン、プーム辺りぐらいですね。まあプームは完全移籍したばかりなので放出はないでしょうけど、ピレス、キャンベル、リュングベリ、ジウベルト、ラウレン、アシュリー・コール、トゥーレ、この辺はいずれが欠けてもアンリの引き留めは無理だと思いますし、そもそもチームが崩壊してしまうでしょうね。・・・まあ既に崩壊寸前ですけど。

そうそう、もしヴェンゲルを解任するのであれば誰を後釜に据えるか?僕はデイヴィッド・オリアリーがいいんじゃないかと思うんですよね。できれば経験豊富で、且つヴェンゲルが構築してきたスペクタクルサッカーを崩さない人がいいんですが、なかなか難しいところです。それにここまで国際化が進んでしまった以上、一度イングランド人に任せたいですし、チームカラーも取り戻したい。そうなると元ガナーのオリアリーはうってつけの人材じゃないでしょうか。アダムズはちょっと経験が無さ過ぎますからね。まあそうなったとしてアーセナルがヨーロッパでトップレベルを維持できるかというと正直ちょっと微妙ですが、下手に外国人監督を連れてきて失敗するよりそちらの方がいいと思います。


Wenger defends his selection policy

このボルトン戦では2-0で勝ったバーミンガム戦からメンバーを替えず、ピレス、リュングベリ、そしてベルカンプの三人のベテランをベンチに置きました。そしてセスクを慣れない右サイドのポジションに置いたわけです。結局これは失敗に終わり、ピレスとリュングベリが流れを変えたわけですが、まあ保守的ですねって話になります。僕はそれほど悪くない決断だったとは思いますけど。バーミンガム戦で若い連中が結果を出したからそれを変えたくないというのはわかりますし、そもそもセスクを右に置いたのは、後ろのフラミニとのコンビを考えての事でしょう。少なくともセンターではあの二人はいいコンビネーションを発揮しますからね。結局ベンチに置かれたベテラン勢が活躍はしましたけど、これは結果論だと思います。でヴェンゲルの自己弁護をば。

「後ろに関してはあまり選択の余地はなかった。バーミンガムとはそうやって戦い2-0で勝ったわけだ。もはやファブレガスはプレミアシップで経験がないとは言えないし、ジウベルトとレジェスもそうだ。アデバヨールとアンリは経験がある。しかし特にバックラインについては、経験不足だったね。」

「中盤に関しては、バーミンガム戦ではよくやっていたし、ディアビーは外されるようなパフォーマンスだったわけではない。そこで経験不足だったとは思わない。(ディアビーを外しリュングベリを入れたのは)サイドでより鋭さが必要だと感じたし、ゲームをビルドアップするためにセスク・ファブレガスは必要だった。そうする事で彼はもっとやれるようになるしボールを地に着け、よりいいプレーができただろうからね。総体的に、うまく機能していたよ。」

まあ要するにレジェスを失った事で縦の突破力が落ちてしまったからディアビーを下げたんだと。それはまあいいです。確かにその通りですから。引っかかるのが、セスクとレジェスが経験がないとは言えないという言い方なんですよね。確かに経験がないわけではない。でも百戦錬磨ではありません。国際舞台での経験もそんなに多くはない。そもそもセスクは本職ですらない。いくらブルーズ戦から変えたくない、フラミニのケアをしたいと言っても、リュングベリやピレスをベンチに置いてまでそうするか?っていう疑問は尽きません。でもセスクを右に置いてる時点でちょっとした冒険とも言えるわけで、保守的なのか何なのかよくわからない近頃のアーセン・ヴェンゲルです。


Larsson looks for longer run

不慣れなポジションながらそのクレバーさとテクニックを見せつけているセブ・ラーション。クリシーやレーマンがそのパフォーマンスを賞賛していますが、本人もトップチームへの定着を狙っています。確かにいいパフォーマンスもありましたが、結構やられているシーンもあり、「ここは俺のポジションじゃない、もう嫌だ」なんて思わないんだろうかと心配していたんですが、なかなか肝の据わった選手ですね。


アフリカネーションズカップ、地元開催のエジプトと対戦したコートジボワールは、PK戦の末惜しくも敗れ準優勝という結果に終わりました。トゥーレ、エブエともスタメンで120分戦い抜き、二人ともしっかりとPKを決めたんですが・・・戦犯はドログバです。誰が何と言おうとドログバです。ゴールネットを噛むなんてちょっとかわいい仕草してもダメです(その前にその悪い目つきを直せと)、決定機を外してトゥーレとエブエに余計な30分を戦わせ(僕の睡眠時間も1時間奪い)、PKも外しやがったんですからね。マジでワールドカップではこんな事がないように頼みたいです。チェルシーではどんなにヘタレてても構わないんで。


そういえば今節はボロがチェルシーに勝ってます。以前manbaさんのブログ「Boro日記」に、「アーセナルとマンUに勝ってあとチェルシー」みたいな内容の川柳が掲載されてたんですが、本当にその通りになってしまいました(笑)何だか今シーズンはボルトン以上によくわからんクラブです。レッズには勝ってないんだろうか・・・。


何かニュースが多い。そんな事もあってリポートが遅れてしまいました。分ければよかった・・・。しかもまだまだここに書けてない事もありますし、時間的な限界から結構手を抜いてるんですが、それでも全然お伝えできてません。いろいろやる事がある時に限って時間がないんだよなぁ・・・。

キャンベルが怪我 

Campbell out for 'two or three weeks'

何だか拍子抜け且つショッキングなニュースをお届けせねばなりません。4日間の失踪の後(ベルギーにいたとか?)トレーニングに復帰していたソル・キャンベルですが、足首のケガにより2週間から3週間ほど離脱する事になりました。以下ヴェンゲルのコメント。

「笑うしかないよね。ソルは戻ってはきたんだが、足に問題を抱えているため離脱する事になった。そのケガを抱えたまま2週間から3週間プレーしていたんだが、ウェストハム戦で悪化してしまった。スキャンを行ったところ2、3週間の離脱という事になった。今はボールも蹴れないんだ。ケガは足首だが、靱帯の損傷はない。骨を痛めているんだ。」

ウェストハム戦の時怪我はないって言ってませんでした・・・?っつか怪我抱えたまま放浪してたんかよ。まさかこういう事はないよなって思ってた事が現実に・・・。正直こんなオチではバカにされても文句は言えませんね。しかもキャンベルの場合本当に2、3週間で戻ってくるかどうか怪しいですし・・・。

バーミンガム戦でお休みをしていたリュングベリとファン・ペルシですが、リュングベリは復帰、ファン・ペルシは今回もお休みです。疲労の問題ではなく、以前骨折したつま先にちょっとした問題を抱えているようです。「今回は休ませる事にした」というヴェンゲルの言い方から見て、プレーできないほどではなさそうです。ただフォワードは駒が揃ってるので、無理させる必要はないでしょうね。

また背中を痛めていたギルバートは今日トレーニングに復帰したばかりで、ちょっと土曜日の試合には間に合わないようです。代わりと言っては何ですが、どうも怪我で離脱していたっぽいソングが使えるようになったそうです。彼は真ん中ならバックでも中盤でもできますから助かります。


Clichy close to return after foot injury

一方で嬉しいニュース。早くても復帰は3月と言われていたガエル・クリシーですが、順調に行けば来週にはトレーニングに復帰できそうとの事です。これにより早ければ今月下旬にはチームに戻ってくる事になります。いい加減アシュリー・コールはいつ戻ってくるんだとうんざりさせられる中、ほぼ同時期に復帰しそうな感じですね。

「とても状態はいいよ。先週からフィットネスコーチと練習し始めたんだ。来週か再来週には復帰できたらいいと思ってる。またプレーできるようになって、チームを助ける事を楽しみにしてるんだ。」

「ファーストチームでフルトレーニングをする事もできたと思うんだけど、これで二度目だから少し慎重になる必要があった。もうこれ以上ケガをしている場合じゃないね。だから今は冷静に対処して、来週はいいものになるといいね。」

とクリシーは語っています。選手は普通長期の離脱を経験した場合少しでも早く復帰したいと思うものだと思うんですが、若いのに冷静ですね。またチームに多くいる若手についても語っています。

「ここでは才能溢れる若手選手が何人もプレーしてる。僕らがそれを見るのは初めてじゃない。今シーズンと昨シーズン、カーリングカップがあったからね。セバスティアン・ラーションは彼のポジションではないにも関わらず、土曜日のゲームではレフトバックとして素晴らしいプレーをしていた。こういった事でコーチと選手達はとても嬉しくなるものだ。これから先3つか4つのゲームでこういったパフォーマンスを続けられたら、チームにとってはとてもいい事だと思うよ。」

確かにラーションは不慣れな割にはよくやっていると思います。絶対的な守備力にはちょっと問題がありますが、どう対処すればいいかがわかっているというか・・・。なかなかクレバーなプレーヤーですよね。ただもっと前のポジションで見たいなぁ・・・。

フレブが移籍の噂を否定 

高木琢也氏が退き、東本貢司氏もめっきり見なくなって知らない間に交代が進んでいっているスカパー!解説陣ですが、ジャンルカこと富樫洋一さんが急遽されたと聞いてとても驚いています。プレミアで解説する事はありませんが、やはり自分の知っている人が急にいなくなるというのは妙な違和感を覚えるものです。亡くなられた原因についてははっきりしませんが、とにかく謹んでお悔やみ申し上げます。


Happy Hleb - I'm determined to do well at Highbury

さて、先日アーセナルでのパフォーマンスに失望していると報じられたアレクサンダー・フレブ。昨日にはフレブはドイツへ戻る事を考えており、ハンブルグが獲得に動くようだなどと報じられていましたが、オフィシャルサイトでそれを否定しました。

「今朝の見出しを見て驚いたよ。僕はアーセナルでとても満足している。プレミアリーグでプレーする事を愛しているし、とてもエキサイティングな機会だと思っている。それにここでいいプレーをしようって決めてるんだ。アーセナルのファンは素晴らしいしこのチームでプレーするのが大好きなんだ。」

フレブのエージェント、Uli Ferberは「そういった憶測には関わりたくない」とし、「フットボールでは何が起こっても不思議ではない」と含みを残すコメントをしているとSky Sportsは報じています。

実際まだ決断を下すには早いと思うんですよね。ヴェンゲルも150試合プレミアに出ないといい選手だとは言えないって言ってますし。まあ150試合なんてピレスが出たかどうかってぐらいですけど(笑)


Portsmouth 3-2 Arsenal

7日に行われたリザーブゲームのポーツマス戦で、テオ・ウォルコットが初ゴールを記録しました。アーセナルはポーツマスのブライアン・プリスケのオウンゴールで先制するもヴァンサン・ペリカードに追いつかれ、後半にはマーク・ウィルソンにゴールを決められ逆転を許します。73分に右サイドで起用されたウォルコットが記念すべき初ゴールを記録するものの、5分後に再びウィルソンに決められ試合には敗れてしまいました。これで13試合続いていた無敗記録がストップした他、どっかに勝ったらしい(いい加減ですんません)スパーズに首位の座を明け渡してしまいました。

尚この試合ではルポリ、ベントナー、ストークス、そしてウォルコットと4人のストライカーが並んだ形になりましたが、多分ストークスが左サイドに入ったものと思われます。確かできたはず。


Wenger ready to play Sol

既にトレーニングに復帰している事が報じられているキャンベルですが、ヴェンゲルは彼をボルトン戦に出場させたい意向を示しています。

「彼は問題ない。集中しているし、一生懸命トレーニングに励んでいる。今私に言えるのはこれだけだね。彼は戻ってきたしできる限りチームを助ける決断をしてくれた。彼は大丈夫だ。考えをまとめ直し、2、3日いなくなっていたがリフレッシュして戻ってきたし、チームのためにいいプレーをする準備はできている。彼は出場可能だが、トレーニングでどれだけやれるかを見なければ。まだ週始めだ、出場させるかどうかを話すには早すぎるよ。問題なければ出場させる。」

僕は既に彼が出場すると確信しているんですがね。関心は出場するかどうかではなくどこまでやれるか、そしてパートナーは誰になるかっていう事です。可能性としては70%ぐらいでセンデロスだと思ってるんですが。

そういやトゥーレとエブエの所属するコートジボワールは、ドログバのゴールを守り抜き、ナイジェリアを1-0で下して決勝進出です。決勝の相手はエジプトですが、何かミドがこの前のアデバヨールよろしく監督とモメたっぽいのでアーセナル対スパーズは見られなさそうです。エブエはカメルーン戦で負傷交替したようですが、このナイジェリア戦では元気にプレーしてました。やっぱりゾロと交替してましたけど。もうここまで来たら優勝を願うのみです。


Diaby: 'I have proved nothing yet'

ディアビーはまだ自身がヴィエラと比較されるには早計であると語っています。

「(ヴィエラに似ていると言われる事について)ものすごく嬉しいよ。でも彼のレベルに到達するためには本当にたくさんのやる事がある。彼はかつて、そして今も僕にとってのお手本なんだ。でも彼はパトリック・ヴィエラで僕はアブ・ディアビーなんだ。今は自分のゲームに集中しないとね。」

「新しいヴィエラについて話す事はできないと思うんだよ。彼はアーセナルで9年間プレーし、今も伝説であり続けている。僕に関して言えば、まだまだたくさん成長の余地がある。パトリックは追うべき例だけど、僕はまだ何も証明していない。」

獲得当時ヴェンゲルが即戦力である事を匂わせる発言をしておきながら、すぐには使われなかったディアビーですが、実はケガを抱えていたそうです。

「足首に問題を抱えていて、それから鼠径部にも痛みを感じていた。だからサインする前の一ヶ月間はプレーしてなかったんだ。ここにきて最初の一週間はフィジカル面で厳しかったけど、今はどんどん良くなってるんだ。」

本人も話す通りまだ結論を出すには早すぎますが、いい買い物をしたと言えるんじゃないでしょうかね。


最後に、息子が亡くなった事をDRコンゴのアフリカネーションズカップ敗退まで知らされていなかったポーツマスのロマナ・ルアルアについて。この事について怒り狂うんじゃないかと心配していたんですが、ルアルアはそういった人々に感謝しているそうです。そして哀しみに暮れる彼の元に多くの励ましのメッセージが届けられている事についても。ただ今は家族と共に過ごす事を望んでおり、すぐにはチームに復帰しないようですが、カムバックを誓ってもいます。正直子供のいない僕には彼の哀しみがどれほどのものか、正確には計りかねるんですが、今はただ元気に戻ってきてくれる事を祈るのみです。

で、自分も何か送れるんじゃないかと思ってポンペイのオフィシャルサイトを訪れてみたんですが、あそこは登録しないと記事を読めないんですね。確かボロのサイトもそうだったし、こういうのはどうかと思うんだけどなぁ・・・。

キャンベルが復帰 

Sol back training with Gunners

キャンベルがチームの練習に戻ってきたようです。意外と早かった感じですが、考えはまとまったんでしょうかね。次のボルトン戦では恐らく先発出場する事になるでしょうが、どんなパフォーマンスを見せてくれるんでしょうか。そして相方は?やっぱりセンデロスかなぁ・・・ジュルーのが良さげなんだけどな・・・。


Emana invites Arsenal move

まだポスト・ヴィエラを探してるんでしょうか?カメルーン代表のアキル・エマナを狙っているという噂。というか本人が認めてます。

「アーセナルはいい選手を失った。スターのパトリック・ヴィエラの事だよ。僕なら中盤を安全にする仕事ができるんじゃないかな。」

「代理人から既にアーセナルが興味を持ってくれている事は聞いてるし、彼らがトゥールーズでの僕のプレーを見に来ていた事は知ってるよ。(一部文字化けして読めないので省略します)」

「アーセナルに行けたら最高だけど、決めるのは監督だ。もしアーセン・ヴェンゲルが契約書にサインしてくれと言ってきたらノーとは言わない。すごく嬉しいだろうね。ティティやレジェス、同じカメルーン人のラウレンと共にプレーできるなんて夢のようだよ。今は難しい状況に陥っているけど、素晴らしいチームには変わりない。ガナーになれるチャンスがあるのなら失敗はできないし、ファンを失望させる事もできない。」

「僕の歳の選手は誰だって成長したいと思っている。毎年UEFAカップやチャンピオンズリーグでプレーしたいんだ。2004年にはパリ・サンジェルマン、2005年にはリヨンと契約寸前までいったけど、直前になって彼らは態度を変えた。今は他のチャンスを探しているところさ。ヴァレンシアのアカデミーでプレーした後、2001年にトゥールーズに来た。3部や2部でプレーしてきたし、ここ2、3年はリーグ・アンに残留するのにも苦労している。最後の瞬間まで苦しむのは疲れるんだ。」

いい加減みんなパトリックパトリック言ってるのはもう勘弁してほしいですね。ディアビーが今後ヴィエラのような存在になれるかどうかはわかりませんけど、とりあえずCMFはもういいでしょう。獲るならもうちょい年齢重ねた選手がいいかと。


Bergkamp dismay at poor season

一方で我らがベルカンプ大先生はヴェンゲル監督への不満を隠しません。

「ヴィエラが売りに出されると聞いた時、彼のいないチームを想像するだろう。そして監督達は何か策があるのだろうと考え、(新戦力獲得の)交渉に自信を持つ。パトリックを出しておいてその穴埋めを行わないわけにはいかないからね。でも結局は何も起こらず、静かに新しいシーズンを迎える。そこで気付くんだ。こいつは大変な事になるぞってね。」

「ここまで大きな下降線を辿る事になるとは思わなかったんだ。二歩前進できるのなら一歩後退するのはいいだろう。でも今はそういう事にはなっていないように思う。どういうわけか僕らは過渡期に入る事になったけど、必要のない事だったよ。みんな新しいヴィエラはどこで見つかるんだって聞くけど、そもそもここにはパトリックがいたんだ。アブ・ディアビーはヴィエラの隣でプレーしていたらどれほどの事を学べるか想像できるだろ。」

「いくつかのポジションでは層が厚いとは言えない、充分な強さを持っていないんだ。将来的には解決されるのかもしれないけど、今僕らは苦しんでいるんだ。」

「僕がティエリだったらどうする?僕には何とも言えないけど、多分彼は若い選手達から才能を見出す事ができるだろう。どれくらいの間移籍について考えているのかは疑問だね。彼はもっとサインを示す必要があるよ。」

まあ要約するとヴィエラは出すべきではなかった、出すのなら穴埋めをしなければいけなかった、アンリさっさとしろって事ですかね。ヒル?ウッド会長ほどではないですが、この人結構曖昧な言い方するので訳すのが難しい・・・。アンリは端折りすぎてたまにわかりにくい(笑)


Kolo urges Wenger to sign Yaya

最近急激に評価を上げているコロ・トゥーレの弟、グネリ・ヤヤ・トゥーレ。少し前にモウリーニョが獲得に動くのではないかと言われていましたが、兄のコロがアーセナルに来るべきだと主張。同時にヤヤの事はドログバもお気に入りのようです。まずはトゥーレのコメントから。

「彼は素晴らしい能力を持ってるよ。彼を見ていると、パトリックを思い浮かべるんだ。彼は背が高いし、高い能力を持っていて、クラブの助けになると思うよ。僕よりもいい選手だよ。彼はミッドフィールダーだし力はある。素晴らしい選手なんだ。」

ドログバも

「すごい選手だ。走って良し、跳んで良しで中盤であらゆるボールを奪う事ができるし、得点だってできる。彼の走る姿はパトリック・ヴィエラのようだ。もし彼が来るなら、みんなが彼を愛するだろうね。」

みんなしてまたヴィエラヴィエラ・・・。しかもチェルシーはこれ以上CMF獲ってどうすんだよと。ヤヤを獲るならマニシェかエシアンをよこせ。

ヤヤ・トゥーレは以前アーセナルのトライアルを受けているのですが、その時は時期尚早として見送られたんですよね。今にして思うともったいない事をしたって感じですが、もしかするとアーセナルにいたら今のようにはなれなかったかもしれません。ちょっと高い買い物になるでしょうが、多分トゥーレ兄弟はどのポジションもできると思うので、こちらは獲って損はないんじゃないですかね。兄弟でセンターバックなんてのもいいし、兄弟2トップも見てみたい(笑)


Wenger - Fast learner Diaby getting better and better

ヴェンゲルはめざましい活躍を見せるディアビーに惜しみない賛辞を送ります。一方で今のうちから重圧に晒さないでやってくれとも。

「(バーミンガム戦のパフォーマンスについて)ディアビーは素晴らしかった。どんどんよくなっているし、ゲームにおいて必要とされる全ての要素を持っているよ。彼は力強く、球際でのプレーもいい。90分走り続けるいいエンジンを持っているし、空中戦も強い。全ての試合においてどんどん強くなっているようだ。」

「彼がこんなにも早く適応している事にはとても驚いている。普通は長い時間がかかるものだからね。大抵の選手は半年から一年を要するものだ。彼はここに来る前フランスリーグで5試合に出場しただけだが、試合を経るごとに一直線に成長していっている。彼はまだ19歳だというのにね。私はいつもプレミアで150試合出場して初めていい選手だと言えるという事を言っている。彼は3試合しか出場していない。どの試合も前のものよりよくなっていたが、時間を与えてあげてほしい。必要以上のプレッシャーを与えては駄目なんだよ。」

バーミンガム戦 マッチリポート2 

バーミンガム 0-2 アーセナル

バークレーズプレミアシップ
セント・アンドリューズ
2006年2月4日(土)
キックオフ:午後15時

主審:マイク・ライリー
入場者数:27075人


バーミンガム・シティ   0

アーセナル   2
   アデバヨール 21分
   アンリ 63分


 ARSENAL
   レーマン
   フラミニ
   センデロス
   ジュルー
   ラーション
   ファブレガス
   ディアビー
   ジウベルト
   レジェス→フレブ(80分)
   アデバヨール
   アンリ
 SUBS NOT USED
   アルムニア
   ベルカンプ
   ウォルコット
   ピレス

 BIRMINGHAM CITY
   マイク・テイラー
   メルヒオット
   ラトゥカ
   アプソン
   ジュリアン・グレイ
   ペナント
   イゼット→デュドリー・キャンベル(70分)
   バット
   ヤロシク→フォルセル(70分)
   サットン
   ヘスキー
 SUBS NOT USED
   テビリー
   ブルース
   ファーセン



リーグ戦通算100試合目となったバーミンガム対アーセナル。試合前にブルーズのマスコットがいたり、妙な音楽が鳴っていたり、試合開始前に記念撮影したりしてお祭りムードだったのはそれででしょうか。今シーズンは徹底的にアウェーで弱く、これまでに6敗しているアーセナル。おまけにディフェンスラインは平均年齢21歳未満、両サイドバックは本職ではない中盤の選手が務めており、チームも連敗中。対してここ4試合負けがなく、おまけに首位チェルシーとアウェーで引き分けている好調バーミンガム、何か余裕ぶったコメントを出していたそうですが、大概必要以上に舞い上がると足元をすくわれるもんです。まあバーミンガムは運に見放された感もありましたが、ヤングガン達から得点を奪う事はできなかったというわけですな。

正直試合内容はそんないいもんじゃなかったです。目まぐるしく展開が変わりフィジカル的にも激しいプレミアらしいといえばらしいゲームではありましたが、どちらもボールに人が集まり、何かレベル低いな?と思わざるをえませんでした。しかも初出場で初先発のアデバヨールを電柱として使わず、あくまでボールを支配し組み立てようとするアーセナルに対し、バーミンガムは高さを武器に放り込みが中心。数字でいうとアーセナルの方が押していたように思えるでしょうが、ちょっとどちらに転んでもおかしくなかったかと思います。

アーセナルにとって大きかったのは、早い時間帯に先制できた事でしょうね。開始直後は押し込んだとはいえ、一度ボールを奪い返されると、やはり中盤の土台の弱さ、ディフェンスの不安定さを露呈。それを少し落ち着けたのがアデバヨールのデビューゴールだったと言えるでしょう。この先制点もそうですが、ディアビーがかなり効いていました。バーミンガムはそれほどガチガチというわけではないにしろ中盤からプレッシャーをかけてきており、ディアビーがそれをことごとくかわして前にボールを運べていたというのは本当に大きな事です。

前後左右によく動き、守備から攻撃への起点になっていたディアビーですが、ジウベルトもそれを陰からよく支えていました。ディアビーがあれだけダイナミックに動けるのはジウベルトあってこそだなと再認識しました。やっぱりこの二人がベストなのかな?。またセスクは今回右のサイドミッドフィールダーという起用法でしたが、どちらかというとサイドは後ろのフラミニに任せっきりで中央からゲームを作る、3センターに近い形でしたね。ディアビーともしばしばポジションチェンジしてましたし。ディアビーが前に出ていた分、セスクは少し引いた位置から司令塔してましたが、今回はもうちょっと前に出てもよかったかな。しかし二点目のアシストは見事でした。

2点目は得点したのがアンリというだけでなく、スパッとカウンターが決まっての追加点という事ですが、最近こういうのあんまりなかったですからね。中盤のプレッシャーに苦しみながらも早い時間に先制し、何とか相手の攻撃を抑えながら後半の中頃に突き放す。そしてその後は着実にゲームをコントロールし、無失点に抑えて勝った。しかもアウェーでです。この勝利、実は4-0で勝ったポンペイ戦や7-0で勝ったボロ戦のものより大きいんじゃないかと思ってます。キャプテンでありエースであるアンリは手応えを感じたでしょうし若いディフェンダー達や入って間もないディアビー、初出場のアデバヨールには自信になったでしょう。残念ながらウォルコット君の出番はありませんでしたが・・・。

最後に無失点で終えたとはいえ危ないシーンがいくつかあった守備陣ですね。え?、しょうがないと思います。いい加減センデロスが不安定なのは何とかしないといけませんが、ラーションがペナントにやられていたのはどうしようもないかと。

前回対戦した時のカニンガムに続き、今回も退場者が出てしまったバーミンガムとのゲームですが、ヘスキーの二枚目は二枚目もらうようなファールには見えなかったんですけどね。何か言ったのかな。本当ライリーは下手くそだ、あんなんがイングランドのトップレフェリーでいいのか・・・。

フォーメーション。4バックはウェストハム戦の後半と同じ、CMFはジウベルトとディアビーが先発。フレブとピレスをベンチに置き、右サイドはセスクが担当。アンリとコンビを組むのは初出場アデバヨールです。

         レーマン
      ジュルー  センデロス
フラミニ            ラーション
     ジウベルト  ディアビー
 セスク             レジェス
    
    アデバヨール   アンリ

後半はレジェスを下げてフレブを入れたのみ。かなりバランスが拮抗していたのでヴェンゲルも動きにくかったんでしょう。フレブは右に入り、セスクは左に。

         レーマン
      ジュルー  センデロス
フラミニ            ラーション
     ジウベルト  ディアビー
 フレブ             セスク
    
    アデバヨール   アンリ

レーティング。センデロス以外はよくやっていたんじゃないですかね。


レーマン 6.0
最初のビッグセーブ以降ノリノリで、めずらしくパンチングも冴えてました。また一度キャッチしたボールをすぐにリリースする事なく、ゲームを落ち着けるのにも一役買っていたんじゃないかと思います。ってわけで本来なら7点級の出来なのですが、この人の悪い癖で調子に乗りすぎ後半途中から無用な飛び出しやミスキックが出始めなかなか不安にさせてくれたって事で、この点数。たまにはドッシリ構えていてほしい・・・。

フラミニ 6.5
ちょっとクロスが・・・って感じですが、さすがに守備は安定しています。確かマルセイユ時代にサイドバックは経験があるはずですし。今回は逆サイドのラーションが自重気味、というかなかなか上がれない感じだった分よく攻め上がって攻撃に厚みを持たせていました。でもやっぱ鋭さはないな(笑)

ラーション 5.0
さすがにこの人は向いてない。やっぱり彼はパサーですし、相手はペナントですからねぇ。散々やられたのもしょうがないかと。相手がドリブラーでなければもっとイケると思うんですが、ドリブラーでないサイドアタッカーってなかなか、ねぇ・・・。

センデロス 5.0
不安定。

ジュルー 6.0
センデロスより全然安定してます。代表とは立場が逆。次はキャンベルが戻ってくるでしょうから、キャンベルとこのジュルーで行って欲しいですね。うまくいけばA代表に入ってW杯出場も夢じゃないかも・・・?

ファブレガス 5.5
アンリへアシストした時こそ決まったって感じでしたが、それ以外のパスはやはりまだまだ、ですねぇ。それでもこの人がパサーだと言えるのは出す所や出すタイミングがいいからなんでしょうけど。現時点ではパスの精度はディアビーの方が上のようにも思えますが、考えてみればディアビーより年下だった・・・。

ディアビー 7.5
いや?素晴らしい。まさかオセールで10試合しか出ていない選手がいきなり異国のトップクラブに来てこうも使えるとは。ずっとこの調子で行ってもらえればチームの調子も上向いてくるでしょう、それぐらいの逸材です。

ジウベルト 6.5
まあ攻撃面では相変わらずアチャ?って感じなんですが、ディアビーを陰から支えてくれてて本当に助かりました。それにやっぱりこの人の危機察知能力は本当に素晴らしいですね。やっぱりパートナーによって出来不出来が変わるようです。それが最近代表に定着できない要因なんだろうけど・・・。

レジェス 6.5
ちょっと空回り気味ではなりましたが、攻撃に厚みを持たせるという意味ではいい仕事してました。恐らくバーミンガムはアデバヨールよりもこのレジェスの方を危険だと思いマークしていたと思います。後ろのサポートもあまりなかったですし、いいんじゃないでしょうか。ただもうちょいラーションのサポートをして欲しかったですね。

アデバヨール 6.5
デビュー戦でいきなりゴールを決めて上々の滑り出し。前半こそ一つ一つの動作が遅かったり、味方の邪魔をしてしまったりもしていましたが、ゲームが進むにつれ適応していく辺りディアビーと同じくらいの驚きをもたらしてくれました。ただサイドに開いたり下がってきている時間が長く、あんまり電柱になる気はないようですね。ヴェンゲルの指示なんだろうか。

アンリ 6.0
やっぱり体調が万全でないのか、まだゲームに入り込めてない感じでした。ただアデバヨールがなんだかんだで一人でもよくやっていたので、2点目が決まった後はラーションのサポートをしようって事なんでしょう。低い位置でよくディフェンスをしてました。フレブを左でなく右に置いたのは、もうそちらの攻撃は任せるって事なんでしょうね。ただ、そうやってまたチームを第一に考え出したという事はついに腹を決めたかな・・・?ちなみに今回決めたゴールはアーセナルでの200ゴール目。指で2とやっていたのはそれの事だと思いますね。その後0を二つ作るジェスチャーをしていたようにも見えましたし。

フレブ 5.5
ペナント潰しに下がったアンリに対し、反対サイドで高めに位置しほぼ攻撃担当だったフレブですが、特にいいところはありませんでした。まあ出場時間が短いですし、徐々にではありますが馴染んできている感じもするので、もうちょっとの辛抱じゃないですかね。


次節はホームにボルトンを迎えてのある意味大一番。というのもアウェーでは敗れていますし、FAカップでも同じくアウェーでこのボルトンに敗れて姿を消しています。アウェーで仮を3×2の6倍にして返さなくてはいけません。順位的にも拮抗しているばかりでなく、ボルトンの方が消化試合が一つ少ないので、ここはきっちり勝って突き放しておかなくてはいけないところです。

'Campbell will be focused and determined to come back'

そんな中嬉しいニュース。ソル・キャンベルが来週からチームに復帰、ボルトン戦にも出場する事になるでしょう。

「彼は大丈夫なようだ。何も問題はないし、戻ってくると決断してくれた。わだかまりは何もないし、ドレッシングルームでの口論もなかった。だから私には許す事は何もない。悪い感情は全くないよ。適切な状態になければいいプレーなどできないし、彼はそうでなかった、ただそれだけの事さ。」

とヴェンゲルは言っています。一度はスパイクを置く事も考えたと噂されていますが、何にしろ戻ってきてくれるんならいいです。ただもう一度同じ事になったらもう立ち直れないだろうな・・・。


Hleb's Highbury hurt

一方で、今度はフレブが悩んでいます。

「もちろん僕らチームの結果には失望している。そして何より僕はフィールドでアーセン・ヴェンゲルを納得させるプレーを見せていない。」

今回も本職でないセスクにポジションを奪われてますしねぇ・・・。でもヴェンゲルはフレブをあんまり即戦力としては考えてなかったと思います。なぜならフレブを獲得した時、「プレミアにすぐに馴染めるやつなんかいない」と言ってましたからね。じゃあディアビーは何なんだって話になるんですが、まあそれはそれとして。僕もフレブにはまだ時間が必要と考えています。腐らずにひたむきにプレーし続ければ、そのうち自ずと結果は出てくると思うんですが・・・。


Cesc shows his character

それから最近お年頃なのか、妙に血の気が多い我らがセスク君。ルーニーやガッザとは違う感じですが、行き着く末はロイ・キーンかジョン・ハートソンかはたまたダンカン・ファーガソンか。

「フットボールでは、時々自分では抑えられないような感情がわき出てくるもんさ。カーヒルはティエリ・アンリを蹴った、だからその行為で退場になるべきだったんだ。例えアンリには触れてなかったとしても、アンリを壊しに行った事には違いない。僕にしてみれば、あれは退場だよ。でももう終わった事だ。僕は自分がした事の代償を払った。レッドカード。3試合のサスペンションだ。もうこんな事は二度と起こらないといいけど、でも時にフットボールでは自らのキャラクターを示さなくてはいけない。物事がうまくいってない時、人は奴はダメだ、恐れを成してると言う。僕は何も恐れていないし、怒っている時は自分の違う面を見せたかもしれない。」

「ボスと話した時、パトリック・ヴィエラが僕と同じくらいの歳だった頃多かれ少なかれ退場していた事があると聞いた。一度だけじゃなく、何度か。そしてパトリック・ヴィエラは世界で最高のミッドフィールダーの一人だ。」

「クラブの誰も僕があの時した事について悪く言ってないよ。みんな僕が示そうとしたのは試合に対する情熱だと知っている。みんな僕が試合に勝ちたいと思っているのはわかってるんだ。」

確かにあんまり大人しすぎるのもどうかと思うんですけどね、最近のセスクはちょっと熱くなりすぎて余計なカードもらう事が多い気がします。そういやヴィエラも昔はキレやすかったですねぇ。まあセスクはまだ18ですし、ちゃんと成長してくれればいいですけど。ただブルーズ戦は珍しくヘスキーに突っかかるフラミニを止めに入ったりもしてましたけどね。


そして、ついにブログの名前を変更しました。Jimmy Eat Worldのパクリです、ええ。意味はその通りですが、Jimmy Eat Worldの場合は別にJimmyが世界を食べるわけじゃないんだよな。それだったらJimmy Eats Worldになるはずですし。何か由来を聞いた事があるけど忘れた。


書こうと思って忘れてました、追記です。アフリカネーションズカップ、カメルーン対コートジボワールは、コートジボワールがPK戦を制し準決勝進出。同大会は3位決定戦があるため、これで最後まで残る事になります。しかもトゥーレは120分戦ってますし、エブエに至ってはケガ・・・つД`) それにしても長く締まりのないPK戦でした。試合中にじゃれたりしてるからPK外すんだ、エトーは。ちなみにコートジボワールは準決勝でナイジェリアと対戦します。

ラウレン 今季絶望 

Lauren to miss rest of the season

恐れていた事が現実になってしまいました。膝を負傷し一ヶ月の離脱と見られていたラウレンですが、昨夜手術を受けたそうです。これにより今シーズンの残り試合を全て欠場する見通しとなってしまいました。土曜日のバーミンガム戦にはコールは間に合わず、トゥーレはネーションズカップ、キャンベルは休暇という事で、レギュラーバックが全ていない事になります。更にRBはエブエがネーションズカップ、ギルバートが背中を負傷しており本職がいません。CBもセンデロスとエブエしかおらず、必然的にLBもいません。という事でバーミンガム戦はフラミニがRB、ラーションがLBというウェストハム戦と同じ布陣になるようです。ギャリーは何でいないんだ、またケガしてるんだろうか・・・。


Walcott, Adebayor named in squad

一方で前線は万席の布陣と言いたいところですが、過密日程の疲れを考慮され、リュングベリとファン・ペルシがお休みする事に。ファン・ペルシそんなに働いてねぇだろ・・・。次こそアンリとベルカンプスタメンかってとこですが、アフリカネーションズカップを終えて戻ってきているアデバヨール、それからウォルコットが出てくる可能性もあります。


最後にお騒がせキャンベルについて。ヴェンゲルはウェストハム戦の後キャンベルに会っていないそうです。一方で「私は彼を人間として高く評価している」と話すなど、あまり心配ないと考えているようですね。またチェルシーのランパード、バーミンガムのペナントらも擁護してくれており、なかなか愛されているなという事が伝わってきます。

ピレス「キャンベルは独りじゃない」 

Pires reveals Campbell's distress

水曜日のウェストハム戦でハーフタイムに途中交替し、そのまま帰ってしまったソル・キャンベルですが、ピレスとトゥーレが彼を擁護しています。ピレスについてはフランスのラジオで語ったとの事なので、彼の番組「クラブ・ピレス」でかな?でもあれっていつも水曜日じゃなかったっけ・・・?

「彼は間違いなくプライベートで大きな心配を抱えている。それが彼を動揺させているんだよ。彼は自分のプレーについて苦悩していた。僕らは彼が才能に恵まれた、とてもいい男だという事を知っている。何が起きても僕らがついてるって彼に伝えたいしわからせたいんだ。僕らはみんな、キャリアの中で難しい時期にある。彼にとってこの状況と向き合うのは大変な事だけど、彼は独りじゃない。彼はそれをわかってるし、僕らも今朝そう伝えたんだ。」

チームメイトに何か問題が起こった時、率先して擁護してくれるのがこのピレスですが、何度も言ってますが契約延長はどうなった?ウェストハム戦は何か吹っ切れてるような感じさえしましたが、それは残留で決着したという事なのか、それとも夏でアーセナルでのキャリアは終わりという事になったのか。そういう意味でもファンを安心させて欲しいんですけど・・・。

またエジプトでアフリカネーションズカップに参加しているコロ・トゥーレも、自らの成長を手助けしてくれたキャンベルを応援しています。

「ソル・キャンベルはいいプレーヤーだと思う。僕らはみんな彼がアーセナルとイングランド代表で何を成してきたのか知ってる。ウェストハム戦のような事は人生の中で一度は起きる事さ。僕にとっては彼はいい選手だし、絶対に戻ってくる。彼に電話しようとしたんだけど、捕まえるのは難しかったよ。」

トゥーレもあの試合を観たんでしょうか。ちょっと前にエトーがバルサの試合を観ようとホテルで四苦八苦したって話が伝わってきてましたが、コートジボワールの選手達は問題なく観れてるのかな?トゥーレとエブエには一刻も早く戻ってきて欲しい・・・。土曜日とはカメルーンとの大一番ですね。カメルーンはW杯予選のリベンジを狙ってくるでしょう。二人には悪いけど、負けて戻ってきてもらいたいなぁ・・・。

ウェストハム戦 マッチリポート2 

アーセナル 2-3 ウェストハム

バークレーズプレミアシップ
アーセナルスタジアム、ハイベリー
2006年2月1日(水)
キックオフ:午後8時

主審:マーク・ハルジー
入場者数:38216人


アーセナル   2
   アンリ 45分
   ピレス 89分
ウェストハム・ユナイテッド   3
   レオ?コーカー 25分
   ザモラ 32分
   エザリントン 80分


 ARSENAL
   レーマン
   ギルバート→フラミニ(27分)
   センデロス
   キャンベル→ラーション(45分)
   ジュルー
   ピレス
   ディアビー→ベルカンプ(71分)
   ジウベルト
   リュングベリ
   ファン・ペルシ
   アンリ
 SUBS NOT USED
   アルムニア
   フレブ

 WEST HAM
   ヒズロップ
   コンチェスキ
   ガッビドン
   アントン・ファーディナンド
   ヘアウッド
   エザリントン
   ベナユン→ニュートン(66分)
   マリンズ
   レオ?コーカー
   ザモラ→アシュトン(73分)
   クライヴ・クラーク→カール・フレッチャー(76分)
 SUBS NOT USED
   シェリンガム
   バイウォーター



ハイベリーでの2000試合目、しかし今季早くも8度目の敗戦。どうもこういう記念的な試合では弱いようです。特に今シーズン、いい記録や統計がことごとくアテにならない上、いい試合をしていても負けてしまうんですから、何か呪われてるような感じですね。おまけに次から次へとディフェンダーが壊れてく。ハイベリーはまだ終わりたくないって事だろうか・・・。ウォルコット君もガッカリでしょう。

しかし3失点もしたのは久しぶりです。確か今季初のはずです。一方でもっと点は取れたはずなんですよね。昨シーズン3-5で勝ったボロ戦のような強さ(3-1からひっくり返した)が全く見られないというのは、やはり選手達が自信を失っているという事なんでしょうか・・・。

総じて、今回の試合僕はそれほどよかったと思ってません。まあリードしているのもあったでしょうが、時間が経つにつれて引いていったウェストハムですから、中盤でボールを回せるのは当然なんです。問題はやはりそこから崩せなかった事。守備面では問題もありますが、まあキャンベル個人の問題やそもそも若く経験がない選手達ばかりですので、しょうがないというのが本音ですね。ただ、今回はしっかりと書きます。いかんせん素人論ですからおかしな事も言ってるかもしれませんが、ご容赦を。


■6人もの選手を欠くディフェンス陣と、固定されない中盤の底

前半早い時間に退いたケリー・ギルバートですが、背中を痛めているとの事です。またキャンベルもハーフタイムで替えられ、フラミニがライトバック、セブ・ラーションがレフトバックに入るというありえない事態になっているわけですが、総じてディフェンスラインはよくやっていたと思うんですよね。今回の3失点の原因ですが、一つはキャンベルのスランプ。こればっかりはもうどうしようもないです。これについては後述するとして、もう一つは中盤の守備ですね。やはり高い位置でのラインディフェンスに於いて、重要なのは中盤の選手との連携なんです。特に二つ目の失点のシーンですが、前にいたザモラよりも、パスの出所にしっかりとプレッシャーをかけなければいけないんですが、それができてません。それぞれの失点シーンの問題点は下に書きます。

中盤と守備陣の連携に関しては、やはりメンバーがなかなか固定されない事が大きいでしょうね。キャンベル、トゥーレ、ジウベルトと揃っている時はあんまり問題ない事が多いんですが、このうち1枚ないしは2枚が欠けてしまう事が多い。加えてCMFはセスクとフラミニがターンオーバーに近い形で使われていますし、1月にはディアビーも来ました。この辺り充分に連携が出来上がっていないのは大きいでしょう。またCMFだけで見てもほぼ固定メンバーのジウベルトが、相方がセスク、フラミニ、ディアビーと全くタイプの違う選手が入れ替わり立ち替わり入ってくるので、ちょっと自分の仕事を見失っている感じも受けます。

それから当然、サイドバックですね。レフトバックはコールとクリシーが壊れて以降、シガン、ラウレン、センデロス、ラーションと様々な選手が務めてきましたが、いずれも本職ではありません。このうちシガンとセンデロスはCBという事もあり、守備に於けるカバーリングや寄せの重要さもわかっているはずなんですが、いざサイドへ出てみるとよくわからなくなるんでしょう。これもまた仕方のない事です。それからライトバック。ラウレンは非常にケガに強い選手ですが(本来はアシュリー・コールもそう)、最低一ヶ月、最悪の場合今季絶望となります。現在アフリカネーションズカップでエブエを欠いていますが、このウェストハム戦でギルバートも故障し(週末の試合には出れなさそうですが、来週には戻って来られるようです)、フラミニが務める始末。以前カーリングカップのウィガン戦で、同じようにギルバートが負傷、ラーションがRBに入った事もありました。こういった不慣れな選手達が入る事でラインディフェンスはもちろん、寄せの甘さからセンターバックの背後の選手をフリーにしてしまい失点するというパターンが非常に多いです。ちなみにフラミニ、ジュルー、センデロス、ラーションの平均年齢は21歳にも満たないものです。オフィシャルではほぼシェリンガム二人分なんて表現もされてましたね。

各失点シーンを僕なりに分析してみました。

1失点目はキャンベルのクリアミスが大きいですが、一方パスを出した選手(多分エザリントン)に対するマークが甘いです。ここはディアビーの持ち場ですね。ジュルーはちゃんとザモラについてました。

2失点目、これもキャンベルのミスですが、桑原氏も仰っていたように、あそこでキャンベルはボールを奪いに行く必要がないわけです。これ、多分レーマンへの不信感、それからコミュニケーションの問題があると思うんですよね。レーマンは今シーズン安定してますが、もう潮時だと思います。アルムニアでもそういった面は変わりませんからプーム、もしくはまた別のキーパーを据える必要があります。まあキャンベルは1点目のミスで動揺もあったんでしょうけど・・・。

3失点目は相手が良かったです。まあボールを無理に繋いだセンデロス、ボールを奪われたラーション、ボールに行ってしまってエザリントンへのケアが不十分だったフラミニとそれぞれミスはありましたし、シュートがフラミニの足に当たってコースが変わってしまう不運もありました。まあラーションとフラミニは不慣れなポジションなのでしょうがないとして、焦点となるのはセンデロスの対応ですね。以前僕はすぐに前へクリアしてしまうセンデロスを批判した事があります。それは今も変わってません。特にビハインドを背負っている時、多少のリスクは犯してもしっかりとボールを繋いで攻撃の形を作りたいものです。ただでさえアーセナルは前線に空中戦をできる選手がいません(アデバヨールが入って改善されるかな?)。そういう意味ではセンデロスの対応は正しかったとも言えますが、今回はセーフティにクリア、が正解だと思います。まあ状況が状況でしたので、多分センデロスにはラーションの後ろから相手が来ているという事をしっかり認識する余裕がなかったんだと思いますが、言ってしまえば視野が狭い、状況判断が遅い・悪いですよね。まあ今回センデロスの目に見えて悪いプレーはこれだけですが。不必要に前へ蹴る事はしてませんでしたし、それどころかドリブルで持ち上がるシーンもありました。結構ロングボールの精度はいいので、ちゃんと状況をわきまえれば逆に武器になるんですよね。


■サポートがなく詰めも甘い攻撃

それから攻撃。これは前からずっとそうなんですが、ボールを持っている選手に対して、周りの選手がみんなファー、もしくはディフェンスの裏に走り込んでしまっている。ディフェンスではみんながボールに行ってしまっていた事がありましたが、実にその逆のパターンです。

もう一つは浮き球の多用ですね。以前のようにほとんど前を向けずバックパスばかりっていう状況はだいぶ緩和されてきましたが、浮き球・クロスの多さは変わってません。アーセナルのパスサッカーは緻密な連携があって初めて可能になるものですが、グラウンダーの速いパスが合わず、フライスルーを多用している辺りは自信の無さすら感じます。そしてコースがないからとフライスルーを多用するという事は、裏を返せば相手を崩せていない事になります。その辺はやはりボールを持ってない選手の運動量の少なさと無縁ではないかと。まあこれはいつもよりマシでしたがね。これは今シーズンずっと課題であった球離れの悪さ(それもサポートの無さ、つまりボールを持っていない選手の動きの少なさ・ポジショニングの悪さ)が若干改善傾向にあったという事でしょう。ただこれはパスサッカーを行う上での基本事項、緻密な連携はその先にあるものです。

そしてラストパス、今回はあまり目立ちませんでしたが決定機でのシュート精度の低さ。今回非常に良くボールが回っていましたが、なかなか得点する事ができませんでした。まあPA内でファン・ペルシが持ちすぎる(しかも滑りまくってた)事もありますが。これはやっぱり連携がしっくりいってない事が大きいんだと思いますね。後半ウェストハムはかなり引き気味になり、運動量が落ちてました。こういう時ワイドに素早く展開し、一瞬の隙を絶妙な縦パスで通しキーパーと1対1になる、というのが本来のアーセナルです。

これ、鍵となるプレーはできてるんです。ピレスが溜めを作り、リュングベリが縦に動く。ただこの二人だけではダメです。2トップとCMF、SBの協力がないと。SBはあまり問題なかったと言えます。まあセンデロスはともかく、時間こそ短かったですがギルバートはよく上がってますし、本職でないフラミニやラーションもできるだけ攻撃には参加してました。CMFではディアビーがいいアクセントになってましたし。となると問題は、2トップですね。

アンリとファン・ペルシ、持ち味こそ出てましたが正直ゲームに入り込めてなかったです。前にも言いましたが、この二人が並ぶとフォワードが攻撃の組み立てに参加しないので、どうしても手詰まりになるんですよね。ファン・ペルシは今季10得点をマークしていますが、大抵個人技やとんでもないシュートが多いです。この辺まだまだですね。アンリに関しては後述。最近ヴェンゲルがベルカンプを使いたがらないのは、多分チームがベルカンプ離れをするためなんだと思います。ですから基本アンリと組むのはレジェスにして必要に応じてベルカンプ、ファン・ペルシはスーパーサブっていうのがベストに思えますね。特に今シーズンは試合後半にベルカンプを入れても中盤をすっ飛ばすプレーが多く、意味のないものになる事が多かったですし、逆にファン・ペルシは途中出場でことごとく結果を出しています。まあずっとスーパーサブではそのうち不満も出てくるでしょうが、だったらもっとゲームに絡めって話ですね。


■4-3-3のフォーメーション

正直機能してなかったです。ただシステム的な面よりも中盤で攻守に渡っていい仕事をしていたディアビーを下げた事、それからロングボールやアーリークロスを多用していた事が原因でしょう。せっかくベルカンプを入れたのにあんな風にドッカンドッカン前へ蹴るだけでは意味がありません。

それからディアビーですね。まあ攻撃の中心になっていたピレス(プレーメーカー)とフレディ(アクセント)を残したのは当然として、何故ジウベルトではなくディアビーを下げたのかという事。間違いなく守備的な側面からでしょうけど。ディアビーは自分より前に相手がいる場合、つまり自軍ゴールを背にした状態での守備や1対1の場面では素晴らしいのですが、大事な大事なセンターバックとの連携が今一つです。というかよくわかってません。中盤3人のうち2人は攻撃的な選手ですので、そういった不安のないジウベルトを残したのは納得できるんですが、それにより展開力が落ちました。まあウェストハムが3点目を入れたのはベルカンプ投入の後ですから結果論的にはなるんですが、相手は引き籠もり、ジウベルトですら自由に攻撃参加できる状況だったわけです。そういった局面ではジウベルトの攻撃力ではかなり不満が残りますし、DMFのCBとの連携にしたって、CBの前が自分一人となればディアビーだって積極的にマークに行くでしょう。


■未だ先が見えないアンリの去就問題

これも少なからず影響してるんじゃないでしょうか。アンリは残留を明言したものの未だ契約書にはサインしておらず、バルサ移籍の話も消えていません。ヴェンゲルは一度残留を表明したんだからさっさと契約しろと言ってるようですが、これは尤も。ただねぇ、最近のアンリを見ているととてもじゃないですがクラブにコミットしてるようには思えず、寧ろ昨シーズンのヴィエラを見てるみたいですごく嫌なんですよね。一応彼なりにキャプテンとしての責務を果たそうとしているようにも見えますが、チームメイトの不信感というのはあるんじゃないでしょうか。副キャプテンのベルカンプは声を出して先導するタイプではありませんし、キャンベルは今自分の事で精一杯です。リュングベリが「お前らもっとチームスピリットを見せろ」などといった事をちょくちょくコメントしてますが、孤軍奮闘の感が否めず・・・結局まとめ役がいないと。

そんな事もあり僕の気持ちは放出の方向に傾きつつあります。確かにとんでもない選手である事は誰もが認めるところでしょうが、手を打つなら早い方がいいでしょう。もう数年かかってもアシュリー・コールをキャプテンにして若い選手達と共に一からチームを作り直した方がいいのではないでしょうか。問題はヴェンゲルやフロント、そして多くのファンにそれを決断できる度量があるかどうか、そして後釜の問題ですね。レジェスは純粋なストライカーではないし、ファン・ペルシがもう少し成長してくれれば・・・。


■ハーフタイムに交替させられたキャンベル、そのままハイベリーを去る

2つの失点に絡み、ハーフタイムに交替させられてしまったキャンベル。ヴェンゲルは「彼はとても罪悪感を感じていた。余りに落ち込んでいてとても戻せる状況ではないと思い替える事にした。」と話しています。

キャンベルはベンチにも戻らず、そのままハイベリーを離れたそうです。しかしヴェンゲルはそんな彼を擁護しています。

「選手達には常に残っていてもらいたいが、例外もある。だから彼がした事は理解できるよ。彼はクラブやチームに対する尊敬の念を欠いていたわけじゃないんだ。彼は本当に、本当に落ち込んでいた。」

僕もキャンベルを責めるつもりはありません。ケガやサスペンションで試合に出られない時も、ホームゲームは必ず観に来ますし、レディースチームの応援にも行くような人です。その彼が交替させられてスタジアムを去ったわけですから、恐らく並々ならぬ心理状況だったんでしょう。ただこのままでいてもらっては困ります。今シーズン序盤、ユナイテッドのファーディナンドが安定感を欠き、批判されていた時期がありました。奇しくも同時期にケガから復帰したキャンベルが代表でのスタメンの座を勝ち取ったわけですが、その後ファーディナンドは見事復活、キャンベルからポジションを奪い返しました。僕はキャンベルにもリオがしたのと同じ事をしてくれるよう期待します。本人がどう考えているかはわかりませんが、恐らくドイツでの大会が彼の代表キャリアのラストになるでしょう。ユーロを獲れなかった事を本気で悔やむくらい代表を愛しているキャンベルですが、ライバルはリオとテリーだけではなく、キャラガーやCMFとして使われているキングも控えていますし、アントン・ファーディナンドも近い将来代表に入ってくるかもしれません。そんな中明らかに年齢的なハンデのあるキャンベルですが、いかなる逆境も跳ね返し、アーセナルのバックラインに平穏を取り戻して欲しいところです。


まとめると、今回よかったのは球離れがよかった、それだけですかね。他の問題点は依然解決されてませんし、このままだとまたニューカッスル、ボルトン、そしてエヴァートンのように高い位置から積極的にプレスをかけてくるチームに手も足も出ず、沈んでいく姿が目に見えます。ただこれまでの試合を見る限りアブ・ディアビー、彼はそれを打開する鍵になりそうな存在ですね。


ただねぇ、一つ言い訳というか一つの事実として、2位で終えた99-00シーズンは9敗もしているんですよ。このペースだとちょっとそれを上回っちゃいそうですが、まあ今まではそんなもんだったって事です。マンUだって名門の凋落みたいに言われてますが、CLをグループステージで敗退した事はともかく、そんなに深刻なもんじゃないんですよ。ただ2シーズン前にアーセナルが無敗優勝し、アブラモヴィッチが来てチェルシーが強くなってきた。そして昨シーズンはわずか1敗。この辺りからトップチームの強さの感覚が崩壊してしまったんじゃないかと思うのです。つまりチェルシーが強すぎる事、それから旧2強やリヴァプールと張り合えるクラブが増えてきた事ですね。

それでもアーセナルの調子が悪い事は確かです。ヴェンゲルが監督に就任して以来一貫して貫いてきた華麗なパスサッカーですが、今シーズンそれが見られたのはほとんど皆無ですから(ボロ戦は相手が悪すぎて参考にならない)。とりあえず今節はチェルシーとリヴァプールが引き分け、ユナイテッドとスパーズが敗れる等上位陣が総崩れでしたけどね。

さて、長くなりましたがフォーメーションにいきましょうか。

         レーマン
      ジュルー  キャンベル
ギルバート           センデロス
     ジウベルト  ディアビー
リュングベリ           ピレス
      ファン・ペルシ
           アンリ

前半にギルバートが負傷、代わって入ったフラミニがそのままRBへ。ハーフタイムにはキャンベルを下げてラーション投入。センデロスが中に入り、ラーションはLB。最後はディアビーを下げてベルカンプを入れ、下のような4-3-3に以降しました。

        レーマン
     ジュルー  センデロス
フラミニ            ラーション
        ジウベルト
 リュングベリ        ピレス

 ベルカンプ        ファン・ペルシ
         アンリ

レーティング。今回は結構上のリポートで色々書いたので、不足がある選手についてのみコメント、そうでなければ数字のみにします。MVPはピレスかディアビー、今回はディアビーかな。


レーマン 5.5
悪いプレーはなかったです。でもレオ?コーカーに対するあの行為は余計。

ギルバート 6.0
よく攻め上がってたのに残念。早く戻ってきてくれ・・・。

センデロス 6.0
レフトバックとしてはイマイチだったのでマイナス0.5。でもクロスの精度はなかなかいいと思うんですよね。今回は及第点以上の出来だったと思います。特に中盤へのサポートの意識が高かった。

キャンベル 4.5

ジュルー 5.5
基本的にボール、もしくは一番近い選手にマークに行く事が多くちょっとカバーリングのセンスに疑問が残るんですが、どっちかっていうとこれは中盤、それからライトバックとの連携の問題ですね。不慣れという事もあるしもうちょっと見守りたいところです。

ピレス 6.5
非常に良くボールに絡み、また積極的に前へ出てました。シュートやこぼれ球への反応も素晴らしいですね。っつか契約延長マジでどうなってんだよ・・・。

ディアビー 6.5
いや?まさしくヴィエラです。パスの散らし方、パス&ゴーのタイミング、機を見た正確なロングボール、柔らかいボールタッチ。これから守備面で連携を高めていけばもっと輝けるでしょう。楽しみです。

ジウベルト 5.5
ディアビーの陰に埋もれている・・・。

リュングベリ 6.0
彼もまたMVP級の活躍ですが、どうしてもその対象にならないのは、試合序盤に何か悪い流れを作ってしまう戦犯になる事が非常に多い。アンリのシュートをブロックした今回もそうですし、キーパーをノせてしまう事が結構あります。ただやっぱり動きはいいですね。ドリブルも冴えてましたし、よくボールに絡んで縦へ縦へ行こうという意識が高かったです。ピレスとこのフレディがずっとこの調子なら結構安泰なんですけど・・・。

ファン・ペルシ 5.0

アンリ 5.0

フラミニ 6.0
不慣れなポジションでがんばった。ちょっとは僕の持論を証明してくれたかな?(笑)

ラーション 6.0
フラミニに同じ。まあちょっと守備のミスはありましたけど、リザーブでキャプテンを務めているだけあって落ち着いてますよね。それにやっぱパスのセンスはいいです。

ベルカンプ 5.0
「俺、何のために入ってきたのかな・・・」な感じ。それでも一本いいシュート放ってましたけどね。できればスタメンで使って欲しい。


次節はアウェーでのバーミンガム戦。未だ降格圏内に沈んでいますが、前回ホームで対戦した時はキーパーのマイク・テイラーに散々苦しめられ、何とか勝点3をもぎ取った苦しい試合でした。本来お得意様なだけにすっきり勝って嫌な流れを断ち切りたいところですが・・・。

Campbell misses Premiership trip to Birmingham City

そのブルーズ戦、キャンベルは欠場します。ケガはありませんが、ヴェンゲルがオフを与えたようです。この辺りのメンタルケアはさすがといったところですが、前述のようにギルバートも恐らく欠く事になるため、さらにディフェンダーがいません。ヴェンゲルもまだどうするか決めていないそうです。そういやレフトバックはライアン・ギャリーがいるはずですよね、彼を使えばいいのに・・・。

一方でサスペンションのセスクとレジェスが戻ってきます。またアデバヨールも少なくともベンチには入りそうなので、前の方は揃ってますね。ただヴェンゲルは何人か休ませるかもしれないとしていますが・・・。


Lauren could miss rest of the season

それから上でも触れたラウレンの負傷具合ですが、最低でも一ヶ月、もし手術が必要と判断されれば今シーズンを棒に振る事になります。もうすぐアシュリーは戻ってくるはずですが、この離脱は痛いですね・・・。せめてエブエが戻ってくればまだ希望はあるんですが。


Quincy relishing Spartak chance

スパルタク・モスクワへ電撃移籍したクインシー・オヴス?アベイエですが、その理由はアデバヨールとウォルコットの獲得のようです。スパルタク・モスクワは最速でオファーを出してきた上、チャンピオンズリーグにも出場できるって事で選んだとの事。彼の移籍は残念ですが、ロシアで頭角を現せるといいですね。


Vela eyes big impact

アーセナルが保有権を獲得したメキシコの新鋭ストライカー、カルロス・ヴェラが、ようやくセルタにローン移籍する事に決まりました。長かったなぁ・・・。ヴェラはヒーローであるロナウドを超える存在になりたいと意気込んでます。


今回はリポートを長々と書いた分ニュースは手抜き気味です、すいません・・・。

アンリとジウベルトは復帰、ラウレンは一ヶ月の離脱 他 

Injured Lauren ruled out for a month

今日行われるウェストハムとの試合ですが、アンリとジウベルトは復帰できる事になりました。またFAカップは休養をとったピレスとベルカンプも戻ってきます。一方ラウレンは膝を壊しており約一ヶ月の離脱になるとの事です。またレジェスとセスクもサスペンション(レジェスは累積、セスクは三試合目のサスペンションです)。アシュリー・コールも間に合わず。彼の復帰は最短で来週だそうです。FAカップの時ほどひどくはないとはいえ、まだまだ怪我人が多く苦しい状況です。特にディフェンダーがいません。ヴェンゲルはディフェンダーの獲得を考えたと言いますが、結局獲りませんでした。理由は今回金を充分使ったから(あとどう見てもいないけど数は揃っているとか言ってます)だそうですが、ウォルコットに金使う前にディフェンダー獲れよ!と怒りたくなるのは僕だけでしょうか。

ちなみにウォルコットは移籍がまとまった後10日間のオフを与えられており、そろそろ練習に合流するようですが、試合に出てくるのはもう10日以上先になりそうです。またアフリカネーションズカップをグループステージで敗退したトーゴですが、アデバヨールも少しオフを与えられるようです。従って今日のハマーズ戦には参加しません。土曜日のブルーズ戦には出てくるかな?


Quincy signs for Spartak Moscow

え?、突然ですがクインシーが出て行ってしまいました・・・。移籍先はスパルタク・モスクワ、移籍金の額は明らかにされていません。最近見ないと思ったら実は負傷していたようですが、それにも関わらず交渉がまとまったようです。他にナンシーとレッジーナが狙っていたとか。しかし何で急にまた・・・。まあ確かに前方にスペースがないと仕事ができない彼の場合アーセナル向きではないかもしれませんが、まだ若いから化ける可能性はあるのになぁ。残念です。


Bentley joins Blackburn permanently

もう一つ残念なニュース。まあこちらは予定通りって感じですが、デイヴィッド・ベントリーが現在ローン先のブラックバーンへ完全移籍しました。こちらも移籍金は未公開。ペナントといいこのベントリーといいアーセナルではイングランド人にチャンスがなさすぎるって言ってますが、こうして外から見ているとイングランド人は我慢が足りないと思うんですが?


Aliadiere joins Wolves in loan deal

こちらはまたかっていうかやっぱりかって感じですが、最近すっかり存在を忘れられているジェレミー・アリアディエールがウェストハムから2部のウォルヴァーハンプトンにローン先を変更。まあ出番もなかったようですし。しかしボーイズ→ハマーズ→ウルヴズと着実にチームのグレードが落ちてってるのが何だかなぁって感じです。さっさと成長してアーセナルに戻ってきてもらいたいんですが、このままだとジェファーズよろしく消えていってしまいそうですな・・・。


さて、昨日を以て冬の移籍市場も終わりました。以下にちょっとまとめてみました。

IN
ヴァシリキ・アブ・ディアビー (オセール/フランス) 移籍金未公開(推定200万ポンド)
エマヌエル・アデバヨール (モナコ/フランス) 移籍金未公開(推定500万ポンド)
テオ・ウォルコット (サウサンプトン) 500万ポンド(出場試合数により最大1200万ポンド)
マート・プーム (サンダーランド) 移籍金未公開(ローンからの完全移籍)

OUT
パトリック・クレッグ (ファルカーク/スコットランド) 移籍金未公開
マーク・ハワード (ファルカーク/スコットランド) ローン
デイヴィッド・ベントリー (ブラックバーン) 移籍金未公開(ローンからの完全移籍)
クインシー・オヴス?アベイエ (スパルタク・モスクワ/ロシア) 移籍金未公開

何にも確認せずに記憶だけを頼りに書いてるので、抜けや間違い等ありましたらご指摘ください。

ところで、ピレスとレーマンの契約延長はどうなった・・・?


そういやもう一つ忘れてました。スポーツナビにて東本貢司氏がアーセナルについてのコラムを書いています。この人解説として喋ってる時は全然賛同できない事が多いんですが、コラムでは結構納得できる事書いてます。まあわかりづらい比喩や言い回し、そして本人曰く「穿った見方」が多い相変わらず特徴的なコラムですが、今回は結構わかりやすく書かれています。内容も少なくとも僕は納得できました。ただ一つ言わせてもらうと、アーセナルは1930年代に5度のリーグ優勝を果たしており、この時期は黄金期と言ってもいいんじゃないかと思います。

ちなみにこのコラムの中でも書かれている、低迷するアーセナルに対する僕のスタンスは、「こんな時期もあるさ」です。っつかそもそもヴェンゲルがフルシーズン率いるようになって以来常に2位以内ってのは結構すごい事だと思うんですよね(まあユナイテッドはその上を行ってると思いますけど)。ただどんな常勝軍団でも、10年20年も勝ち続けられるものではありません。必ず過渡期はありますし、世代交代もあります。まあ現在のこういった状況はヴェンゲルが世代交代を急ぎすぎた事により引き起こされた感も拭えませんが、才能ある若手はたくさんいます。今は悪くても必ずまた勝てるようになる時が来るでしょう。しかし、

Someday, Somehow
I'm gonna make it alright, but not right now
I know you wondering when

ってヴェンゲルの心境を歌っているような気がしませんか?「not right now」ってのが引っかかるんですけどね。いくら過渡期にあるといっても、打てる手をちゃんと打ってないように思えるのが不満ではあります。
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